◆兼家の天下と思われたが

『光る君へ』第13回(C)NHK
娘を入内させ、道隆は絶好調である。父・兼家(段田安則)が摂政となり、息子たちを分かりやすく出世させたからだが、その存在感を強めている。

一方で、兼家には老いが迫っていた。一週、見るのを飛ばしてしまったかと思うぐらいに老いている。実は前の話から4年が経っている。4年が経つと、状況がいろいろと変わってくる。

そして、トップである摂政が心許ないと、にわかに後継者争いが発生する。今の父があるのは自分のおかげだと考えている道兼(玉置玲央)は自分の扱われ方に納得ができていない。そんなふたりを見守る道長(柄本佑)。

少しずつ、道隆らと道長の政に向かうスタンスの違いが出てきており、それが物語の後半に影響を与えていくのだろうと思うと楽しみになってくる。

注目は、民のためを思う政を説く道長を見つめる藤原実資(秋山竜次)だ。あれは完全に「あやつ、なかなかやりよる」の顔だ。