◆定子様のおでましです!

『光る君へ』第13回(C)NHK
今回はなんといってもキュートな姫の登場に触れなければならないだろう。

道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)だ。即位したばかりの一条天皇(柊木陽太)のもとへと入内した。年上の妻となる。

一体、どんな夫婦になるのか……と観ていたが、これがまたかわいい夫婦だ。一条天皇の気持ちをほぐそうと変顔をする定子、特大にかわいい。

そして一条天皇が好きなものは全部好きになりたいという定子。が、虫だけではダメで……というのもかわいい。

かくれんぼをすれば、定子の着物の中に身をひそめる一条天皇もまるっとかわいい。入内前に、道隆ら家族団らんの様子が描かれていたが、穏やかな家族だ。こんな家族で育てば、朗らかな姫が育つのかもしれない。

『光る君へ』第13回(C)NHK
そんなかわいい夫婦のもとに訪れるのは一条天皇の母・詮子(吉田羊)だ。

若干、定子に当たりが強いような? でも気持ちは分からなくもない。可愛い息子が、妻に懐いている。それもその妻は自分の兄の娘。そして詮子自身は夫・円融院(坂東巳之助)との仲は悪かった。

定子と詮子のシーンは短いながら、いろんな背景が見えてしまう……恐ろしい。