悲しみのステージは続く。麺を入れた器もい草でできており、こちらのほうも食べられるらしい。当然、「器、食べていいっすか?」とお皿に噛みつきにいった中丸。この瞬間、『旅サラダ』にチャンネルを合わせた人は、彼の食生活についてどう思っただろう? 「何事!?」と心配される、“お皿かじる丸”である。
しかも、そこまでしておきながら中丸はお皿を食べられなかったのだ。固かったのか? 傍から見ていて、中丸の歯は折れてしまいそうだった。握力はあるのに、歯が弱い中丸。
「(食べるのを諦めて)おいしいです!」(中丸)
器の固さに敗北し、心のない「おいしいです」で中継の締めに入ろうとする中丸。つくづく、ツイてない。箸と皿の強度が逆ならよかったのに……。
田んぼに足を持っていかれるわ、何度も電話はかかってくるわ、箸は折れるわ、皿は噛めないわ、延々トラブっていたこの日の「なかまる印」。しかし、それらのハプニングを次々と乗り越え、すべて笑いに変えていった中丸なりの対応力は痛快だった。矢継ぎ早に何かが起こる中継は、生放送感溢れる面白さだ。情報量の多い“ハプニング丸”である。
本日も、『旅サラダ』は放送される。24日は、クリスマスイブだ。中丸がサンタの格好で出てきたり、イブならではのサプライズがあるのだろうか?
<『旅サラダ』中丸雄一リポーターを見守る会>