26日からスタートしたTBS系の金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』。阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本、2人とも村杉蝉之介のアレには心を痛めていることでしょう。

 プロデューサーはTBSの磯山晶さん。要するに『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』で一時代を築いた布陣となっていますが、世界観はどっちかといえば映画『舞妓Haaaan!!!』(07)寄りな感じ。阿部サダヲが、実にうるさい。

 触れ込みは「意識低い系タイムスリップコメディ」とのことで、昭和のダメおやじが令和にタイムスリップして、当時の価値観による「不適切」な発言で停滞した空気をかき回すのだそうです。振り返りましょう。