『水曜日のダウンタウン』(TBS系)がこの4月で10周年を迎えるにあたり、視聴者が選ぶ「好きな説ランキング」を作成するという。番組公式X(旧Twitter)での告知によれば、事前調査で人気のあった60の説から1つを選んで投票するシステムだ。

 選ばれた60の候補の中には、ギャラクシー賞の月間賞を受賞している「徳川慶喜を生で見た事がある人まだギリこの世にいる説」、「先生のモノマネ プロがやったら死ぬほど子供にウケる説」、「昭和はむちゃくちゃだった系の映像全部ウソでもZ世代は気付かない説」、「おぼん・こぼんヒストリー」、「新元号当てるまで脱出できない生活」の5本をはじめとして、先日放送されて大反響を呼んだ「清春の新曲 歌詞を全て書き起こせるまで脱出できない生活」や、あのちゃんに遠隔操作で大喜利をさせて麒麟・川島明を混乱の極みに陥れた「『ラヴィット!』女性ゲストを大喜利芸人たちが遠隔操作」、若年層にも天才シンガー・大友康平の名を知らしめた「宇多田ヒカル/First Love『誰を思ってるんだはー』と歌う説」など、記憶に残る説が勢ぞろいしている。

 60の候補から1つを選ぶとなると頭を悩ませてしまうが、『水ダウ』の10年の歴史の中にはここに取り上げられなかった名作がいくつもある。

 今回は、あえて60の候補以外から印象的な説を振り返ってみたい。