「円楽さんは8月初めに高座復帰したものの、『笑点』には復帰できないと覚悟していたようで、親しい日テレ関係者に自分の後継者として五代目圓楽一門会の中堅真打ちの三遊亭兼好と三遊亭萬橘の2人を推薦していたそうなんです。『笑点』のレギュラーになれば、一門の落語会のチケットも売れ、生活に困らない。そのため、大喜利メンバーの座は一門争いとも言われていますが、日テレもそうした円楽さんの遺志は無視できないと思いますよ」(席亭関係者)
とはいっても、前述した一之輔ほかの候補者たちは、将来性や華がある人気落語家ばかりで、視聴率も期待できる。視聴率を取るのか、それとも円楽さんへの義理を果たすか、日テレの決断に注目が集まる。
(文=本多 圭)