「小痴楽は父親が五代目柳亭痴楽というサラブレッドですし、昇々は『笑点』の司会を務める春風亭昇太の愛弟子で、どちらも後任として申し分ありません。立川流は、創始者で『笑点』の初代司会者である立川談志さんが、降板後、『笑点』批判を続けたことから、長らく“『笑点』メンバーが立川流から選ばれることはない”と言われてきたのですが、立川志らくが『笑点』にゲスト出演したこともあって近年は雪解けムードとなっていて、志らくより先に『笑点』に出演した若手の晴の輔の名前が上がっています」(前同)

 こうして多くの候補者が並ぶ中、実は新メンバーは1人とは限らないのではないかという見方もある。

「(林家)木久扇は85歳ですからね。視聴者からも『がんばっている分、見ていて痛々しい』という声が上がっているようですし、“ここらが潮時”という声もありますが、そうなると2枠空くんです」(前同)

 過去2回のがんを克服した林家木久扇だが、一昨年は自宅で転倒して左大腿骨を骨折。その影響で5分程度しか正座できず、現在、『笑点』では椅子に座って出演しているが、11月6日に放送された『笑点』では「生前葬をやってほしい」とまで発言して、降板説が流れている。