そんななか、同番組は6月9日の放送で、Twitter上に投稿されたトラブルの動画を紹介。ベビーカーを押していた女性が「歩いていたら、邪魔だって、わざと(男性が)ベビーカーにぶつかってきた」として撮影したもので、激高した男性にベビーカーをつかまれ、周囲が制止するほどのトラブルになっている様子が動画に収められていた。

 だが、「男性が意図的にぶつかってきた」という内容が、番組の紹介の仕方では「男性がベビーカーをぶつけられて激怒した」とも捉えられる伝え方になっていたとして、女性が放送後に「間違った事実をテレビで伝えるのどうなんですか?」などと抗議。これを受けて、12日の放送で谷原が「先週金曜日の放送について訂正です」と切り出し、同じくMCの小室瑛莉子アナが「先週のこの時間でベビーカーを押していた女性がトラブルに巻き込まれたニュースをお伝えしましたが、その際に『女性によりますと男性とベビーカーがぶつかった』とお伝えしましたが、正しくは『男性がベビーカーにぶつかってきた』ということです。訂正してお詫びします」と伝えた。

 改めて取材VTRなどを流した後、谷原は「申し訳ありませんでした。番組は引き続き、取材を尽くして客観的な放送に務めていきます」などとコメントした。ところが、谷原が謝罪コメント中に微笑んでいるように見えたことで、ネット上で「谷原さん、謝罪しながら笑ってたよね?」「谷原さんが笑ってるように見えたのが引っかかる」といった声が相次ぎ、炎上騒ぎに発展しそうな気配となった。

 この一件については、女性が「めざまし8さんの件で谷原さんへの誹謗中傷が目立っていますが、彼は取材班やプロデューサーの代理として謝罪してくれただけだと思います。彼に罪を押し付けSNSで叩くことを私は望みません」とTwitterで擁護したことで批判は沈静化しつつある。だが今回の件は別にしても、谷原については「不用意な言動が多い」という指摘が以前から目立っていた。