確認は取れないが、4chanの運営者である「ひろゆき」のもとにニューヨーク州から召喚令状が送付されたという情報もある。召喚に応じ、「ひろゆき」が渡米しニューヨーク州入りした場合、事情聴取のための身柄拘束も含め、さまざまなシナリオが想定される。

 最悪のシナリオの場合は日米マスコミによる取材競争ならぬ取材狂騒が当然予想される。作家の佐藤優氏が『文藝春秋』の2022年12月号でいみじくも述べているように、「『2ちゃんねる』の開設者で、現在は英語圏最大の掲示板『4chan』 の運営者であるひろゆき(西村博之)氏は、現下日本でもっとも影響力を持つ言論人の一人だ」からだ。

 2022年12月28日現在で「ひろゆき」のツイッターのアカウントには約226万3400人のフォロワーがいる。フォロワーの全員が「ひろゆき」の信奉者とは限らないが、ニューヨーク州が「ひろゆき」に対し身柄拘束など手荒な手段に出れば当然、騒ぎ出すだろう。そうなれば、ニューヨーク総領事も当然傍観してはいられない。

 小室圭氏に嫁いだ眞子さん、あらたに浮上する「ひろゆき」問題。新年早々から、ニューヨーク総領事の頭を悩ます問題は山積している。