かつてニューヨーク総領事は「ご苦労様、骨休み」的ポストの意味合いを持っていた。紛争地などで大使を務めたベテラン外交官がニューヨーク総領事となり、一休みして次のポストに備える。毎年9月の第3火曜日に開かれる国連総会に首相が来る時などは多少、忙しくなってもそれ以外の時はブロードウェイで好きなミュージカルを見たり、数ある美術館で興味のある画伯の作品を鑑賞したりと、歴代の総領事は各人思い思いのスタイルでニューヨークでの生活を満喫した。
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小室圭さんと結婚した秋篠宮家の長女眞子さんがマンハッタンで暮らすようになってからは、ご夫婦の生活面でのサポートやマスコミ対策もあり多少事情は変わったが、それも小室氏が昨年10月21日に3度目の挑戦で米ニューヨーク州弁護士資格試験に合格したことでいったんは落ち着きを見せている。そんな誰もが羨ましがるニューヨーク総領事に、「ひろゆき」という新たな難題が突きつけられている。