「馨香」の読み方、正解は・・・
正解は
「けいこう」
です!
「馨」も「香」も「かおり」「かおる」という意味を持つ漢字です。似たような意味の漢字を重ねて使うことにより、強調する意味合いになります。
つまり「馨香」は「非常に良い香り」のことをあらわす言葉です。転じて、「良い評判が遠くまで伝わる」という意味で使われることもあります。
「馨」「香」「薫」の違い
同じような「かおる」でも今回使われた「馨」「香」の他に「薫」という漢字もありますね。意味に違いはあるのでしょうか。
「馨」「香」はだいたい同じ意味合いであると説明しましたが、「馨」には「(遠くまで伝わる)良い香り」から転じて「良い評判」という意味もあります。
また、「薫」には「香草」という意味や「いぶす」という意味もあります。また、抽象的な雰囲気をあらわす時は「文化の薫り」というように「薫」の漢字を使うことが多いです。
良い香りはとても気持ちの良いものです。香りの違いを楽しみつつ「馨香」の読み方を是非覚えておいてくださいね。
難読漢字、3問目は「賀ぶ」!
「賀ぶ」の読み方をご存じですか?
「賀」という漢字は「年賀状」などで使いますが、もちろん「がぶ」とは読みません。
それでは、いったい何と読むのでしょうか?
「賀ぶ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「よ○○ぶ」の4文字
- 訓読みです
- 「慶ぶ」と同じ読み方です
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「賀ぶ」の読み方、正解は・・・
正解は
「よろこぶ」
です!
「賀」という漢字は「祝う、よろこぶ」などという意味があります。年賀状に「謹賀新年」と書くことがありますが、新年をめでたいこととして祝う、という意味が含まれています。
「賀ぶ」は「物や言葉を贈って祝福する」という意味になります。
「同訓異字」
先程ヒントに出した「慶ぶ」もそうですが、「よろこぶ」と読む漢字はとてもたくさんあり、異体字も含めると20種類以上あります。同じ読み方なので「同訓異字」と言われます。意味も細かく分けると様々です。
- 自分が嬉しく思う・・・悦ぶ、歓ぶ、欣ぶ
- 相手に対してお祝いの気持ちを伝える・・・慶ぶ、賀ぶ
大きくは「自分主体」か「相手主体」かに分かれています。年賀状は相手に送るものですから、相手主体の時に使うということですね。
なお、唯一の常用漢字「喜ぶ」はどちらの意味でも使います。
他人にお祝いを言う時「賀ぶ」の読み方を是非思い出してくださいね。
さて、難読漢字3問、いかがでしたか?
今回は何となく意味はわかるけど読みづらい問題を出してみました。
全問正解できた方も、今回はあまり正解できなかった方も、また難読漢字にチャレンジしてみてくださいね。
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