転勤があると家は買えない?
婚約中や新婚、子育て中において、一番気になるのは「転勤があったらどうしよう……」ということかもしれません。
転勤の可能性がある、または転勤が多い仕事に就いているならば、家を買うタイミングに迷ってしまいますね。「家を買うと転勤になる」という話が昔から都市伝説のように語られているほど、マイホームと転勤は心配の種になっているようです。
転勤が多い企業で働いているなら、子どもが義務教育の間は家を買わないケースが多いようです。単身赴任などで二重生活になったときに家計が圧迫されれば、住宅ローンの返済は大きな負担となります。確かに、教育費がたっぷりとかかる時期に二重生活となれば、ゆとりを持った計画は難しいでしょう。
そのため、転勤族の場合は子どもの高校入学のタイミング、子育てが一段落したとき、または、退職後の夫婦2人で暮らす家として検討されることが多いようです。環境の変化に対応できるか、綿密に検討を重ねる必要があります。
将来を視野に入れてベストタイミングを検討しよう
予期できない事態もあるなかで、家の購入時期を見きわめるのは難しいもの。子どもの学校、転勤、家族構成によっても適したタイミングは異なります。友人や職場の先輩など、身近な先人たちの成功・失敗談もヒントになります。自分たちの暮らしに合うベストタイミングをじっくり検討してみてください。
文・岩野 愛弓(住宅・不動産ライター、宅地建物取引士)/DAILY ANDS
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