◆君が心をくれたから
最後は、放送開始直後から物議を醸していた“月9”『君が心をくれたから』(フジテレビ系)。その理由は、永野芽郁演じるヒロイン・雨が、事故に遭ってしまった大好きな太陽(山田裕貴)のために“心=五感”を差し出すという過酷な設定でした。しかも、雨は虐待されていたり、いじめられていたり、太陽と出会うまで孤独な境遇にいます。
そんな重い内容に、SNSの反応を見ると初期の離脱者もちらほら。実は筆者自身も、第2話まで観て一度は離脱したひとりでした。だって、月曜日から苦しすぎるし、切なすぎるし、救いがないように感じてしまったから。でも冬クールの終盤に初回から一気に最終回まで走ったイマ。本作が冬クールのNo.1!「観てよかった」と声を大にして言いたいです。