2024年の冬ドラマが、続々と最終回を迎えています。あっという間の3カ月。今クールは、うねりが大きくて……セレクトが終盤や最終回でどんでん返しなんてことも多々。すべてのプライムタイム放送冬ドラマをチェックした筆者が、個人的に“観てよかった”ドラマ3選と、番外編として深夜帯ベスト1をご紹介します。
◆不適切にもほどがある!
まずは期待通り、全方位的に視聴者を楽しませてくれたのが『不適切にもほどがある!』(TBS系)=通称「ふてほど」です。主人公の“昭和のダメおやじ”小川市郎(阿部サダヲ)が、令和にタイムスリップ! コンプライアンスに縛られた“令和の価値観”にぶち当たりながら、一石も二石も投じていく物語です。