11.【埼玉県】武蔵野うどん
武蔵野台地一帯(東京・多摩エリア~埼玉県西部)で古くから食べられてきた名物料理「武蔵野うどん」。麺の太さとコシの強さが特徴の手打ちうどんです。お店では、お肉が入ったつけ汁に、冷たく締めた麺をつけて食べる「肉汁うどん」として提供されるのが一般的。
埼玉で食べるなら、過去に『マツコの知らない世界』でも紹介された、武蔵野うどんの人気店「藤店うどん」がおすすめ。麺は武蔵野うどんらしくしっかりコシがあり、食べ応え十分!ダシのきいたコクのあるつけ汁には豚バラ肉とネギがたくさん入っていて、こちらもボリュームたっぷりです。休日のお昼時はだいたい行列ができていますが、回転は早いのでぜひ諦めずに並んでみて。
また藤店うどんでは、お取り寄せ用に具材付きの肉汁うどんセットも販売しています。うどんと汁のほか、豚バラ肉・長ねぎ・油揚げの具材までセットになっているので、手軽に自宅で藤店うどんの肉汁うどんを再現できますよ。
12.【千葉県】中華蕎麦 とみ田のつけ麺
千葉の大人気グルメといえば、常に行列ができている松戸市の人気店「とみ田」のつけ麺。とみ田は千葉県内を中心に系列店を複数展開しているラーメン店です。
つけ麺の麺は、小麦の風味がしっかり感じられる全粒粉入りの極太麺。魚介の香りがふんだんなつけダレの濃厚魚介豚骨スープは見た目よりもあっさり味で、ほどよい甘みもくせになります。トッピングのゆずのスライスも香りよく、麺もスープもそれぞれの良いところが際立つバランスの良さです。トロトロのチャーシューと太めのメンマも存在感がありますよ。
そしてとみ田では、お店で提供しているつけ麺をそのまま冷凍して販売しており、麺とスープ、のりにゆずのスライスのほか、チャーシュー、めんまもスープと一緒に冷凍されてついてきます。作り方の説明もセットになっているので、お店の味を自宅で簡単に楽しむことができますよ。
13.【東京都】深川めし
東京の郷土料理のひとつ「深川めし」。あさりとネギを味噌で煮込み汁ごとご飯にかけたものと、あさりの炊き込みご飯の2種類あり、いずれも江戸時代に漁師の町として栄えた深川エリアで日常的に食べられていたグルメです。
絶品の深川めしを味わえるお店として評判なのが「深川宿」。2種類の深川めしを提供しており、両方食べられるセットメニューも用意しています。
ぶっかけタイプの深川めしは、あさりのダシが効いた味噌味ベースの熱々の汁がご飯にたっぷりとかけられており、これぞ漁師飯という雰囲気。一方で炊き込みご飯の方は醤油風味の優しい味付けで、トッピングの海苔が良いアクセントになっています。
深川宿では、自宅で楽しめる深川めしとしてあさりの炊き込みご飯の素を販売しています。お米と一緒に入れて炊くだけで、炊き込みご飯タイプの深川めしが簡単に作れますよ。
14.【神奈川県】江戸清のブタまん
神奈川県の有名なグルメスポットといえば横浜中華街。中華街にある明治27年創業の人気店「江戸清」のブタまんは、横浜中華街に食べ歩きブームを巻き起こしたとも言われる名物メニューです。
顔くらいあるのではないかという大きなサイズと、肉汁たっぷりのジューシーさが魅力のブタまんは、お値段はひとつ500円とちょっとお高めですが、かなりボリュームがあるので、食後ではなく空腹時に食べた方がいいかもしれません。そしてふたつに割ると肉汁がこぼれ出すので、そのままかぶりつくのがおすすめです。
ブタまんはお取り寄せも可能で、1つずつ小包装で冷凍の状態で届きます。冷蔵庫で解凍後、蒸し器で蒸してアツアツを召し上がれ!
15.【富山県】白えび
富山で食べたい海の幸「白えび」。国内で富山湾でしか獲れない、富山ならではの特産品です。食べ方はお刺身や天ぷらなどの料理のほか、白えびが入ったせんべいなども富山ではお土産の定番となっています。
富山で白えびを食べるなら、富山駅すぐの「きときと市場とやマルシェ」内にある「白えび亭」がおすすめ。白えび刺身丼や、人気ナンバー1の白えび天丼など、最高級の白えびを気軽に味わうことができます。白えび亭ではえびを一匹一匹手剥きしており、刺身丼1杯あたりになんと白えびを約90匹も使用しているんだそう。
白えび亭では白えびの刺身と天ぷらの通信販売も行っています。刺身は解凍して生姜とお醤油で、天ぷらはフライパンで乾煎りするとサクサクの食感が味わえますよ。
16.【石川県】のどぐろ
石川県沖で9月~12月に獲れる高級魚「のどぐろ」は、観光客にも人気の石川県のご当地グルメの一つ。お寿司やお刺身、塩焼きや煮つけなどで食べられる、脂のりの良い白身魚です。
現地で食べるなら、日本料理のお店「東山 志(ひがしやま よし)」がおすすめ。ランチで提供している「のどぐろ炙り石焼き丼」は、熱々の石釜に盛った黒米入りご飯に、新鮮なのどぐろの半身と金箔、わさびをトッピングした創作丼で、特製の醤油をたらし、混ぜて食べます。焦がし醤油の香りがよく、脂ののったのどぐろの美味しさを余すことなくいただける一品です。
のどぐろは足が速いため、お取り寄せするなら金沢の海産物・佃煮などの専門店「十字屋」で作っている干物がおすすめ。干すことで水気が飛んで旨味が凝縮しており、こちらも絶品ですよ。
17.【福井県】ソースカツ丼
福井県民のソウルフードである「ソースカツ丼」。揚げたてのカツをソースにくぐらせ、ごはんにのせた丼で、観光客にも大人気のご当地メニューです。
福井で食べるならソースカツ丼発祥のお店である「ヨーロッパ軒 総本店」がおすすめ。やわらかくしっとり、ふっくらした、やや厚みのあるカツは、ドイツ仕込みのソースの絡みがばつぐん。ソースが入った小皿が一緒についてくるので、好みに合わせてソースを追加しながら食べられます。
そしてヨーロッパ軒 総本店では特製のカツ丼ソースと特製極細パン粉を通信販売しているので、お取り寄せすればヨーロッパ軒 総本店の味を自宅でも楽しむことができますよ。
18.【新潟県】イタリアン
新潟県民(特に上越・中越地方)にとってのソウルフード「イタリアン」。蒸してある中華麺と一緒にキャベツ・モヤシなどの野菜を炒めてソースで味付けし、その上からさらに甘めトマトソースをかけたボリュームたっぷりのソース焼きそばで、他県ではまず食べられないユニークなグルメとして観光客からも人気を集めています。
新潟で食べるなら、昭和35年からイタリアンを提供する元祖のお店「みかづき」がおすすめ。麺の味付けはちょっと甘めですが、普段食べているソース焼きそばほど濃い味付けではありません。もちもちの自家製太麺の上には、トマトソースのほかに紅ショウガならぬ白ショウガが載っています。
みかづきの味はお取り寄せでも楽しむことができます。みかづきの自社工場で作っているこだわりの麺とソースのセットで、味も見た目も、お店で食べるイタリアンそのままですよ。
19.【山梨県】ほうとう
かぼちゃをはじめとするたっぷりの野菜を煮立てた味噌味のスープに、太めの平打ち麺を入れて煮込んだ熱々の麺料理「ほうとう」。山梨では定番の郷土料理で、特に寒い時期には身体がポカポカと温まる素朴なメニューです。
山梨で食べるなら、地元の人にも観光客にも人気のほうとう専門店「小作」がおすすめ。定番の「かぼちゃほうとう」のほか、「豚肉ほうとう」「あずきほうとう」「辛口カルビほうとう」、冬季限定の「牡蠣ほうとう」など、10種類以上のバラエティに富んだほうとうメニューがあります。
小作ではお店で使用している生麺と、同じくお店で使用している味噌を通信販売しているので、野菜だけ用意すればお家でも小作の味を楽しめますよ。
20.【長野県】おやき
長野発祥のソウルフード「おやき」。作り方は多種多様ですが、共通しているのは、小麦粉やそば粉を水で練り、伸ばした生地の中に味噌などで味付けをした野菜をあん(具)としてくるみ、蒸したり焼いたりして仕上げるという点。蕎麦とともに、主食やおやつとして各家庭で作られていた郷土食です。
長野県で人気のおやき専門店「いろは堂」では、毎日一つ一つおやきを手作りされています。小麦粉とそば粉の皮に具を包み、素揚げした後に窯焼きで仕上げているそう。この手間で、冷めても固くならない、こんがり、ふっくらとしたおやきが完成します。
いろは堂のおやきはお取り寄せも可能で、焼き上げたものが冷凍の状態で届きます。解凍しレンジで温めたあと、オーブントースターで軽く焼くとカリカリの食感が楽しめますよ。