◆ルックス良し、年収良し、それでもデートが苦痛になった理由

家事
アプリにて高収入イケメンのAさん(仮名・37歳)と出会ったカナエさんは、初回のデートで「この人しかいない!」と思ったそう。

実際に彼と会う時間は楽しく、マッチング後は推し活が二の次になるほど夢中になったと言います。

今すぐ結婚をしたいカナエさんと婚活中のAさん。年齢も近く、諸々の条件が合えばスピーディーに事が運びそうなお二人ですが……。デートを重ねるごとに雲行きが怪しくなっていきました。

その理由はAさんの恋愛観、結婚に対する考えが彼女と大幅にズレていたこと。

「家事は女性がやるもの」「料理や掃除を完璧にこなす人がいい」「今の時代は共働きが当たり前だよね」などなど。

ルックスや収入面では条件をクリアしていても彼の発言が引っかかり、価値観が合わないと思い始めていたのです。

それに彼女は実家暮らしである事実を隠していました。Aさんの話を聞けば聞くほど、自立していないことを言い出せないままだったそう。強く否定されることを恐れたからです。

そもそもカナエさんは家事全般を親御さんに任せていたため、まともに料理さえ作れません。徐々にAさんとのデートが苦痛になり、最終的にはフェードアウトする形で恋が終わってしまいました。