◆理想が高すぎて、好きになれる相手が見つからない……

カナエさんは数名とマッチングしてデートに漕ぎつけましたが、話を深堀りすると「全ての誘いに気乗りしなかった」そう。

アイドルやホストといったキラキラした存在に触れることが日常になっていた彼女。一般男性はとても地味に思え、会話が楽しいと思えません。

すっかり男性に対する理想が高くなり、現実離れした相手でないと興味を持てなくなっていたのです。

好みに当てはまらなければすぐにシャットアウト。実家が裕福だったことから相手の年収にもこだわりがあり、ルックス、年収、身長が彼女の譲れないポイントだったとか。

時折お母様から「妥協も大切なのよ」と指摘が入りましたが、カナエさんはすぐに心を入れ替えることができません。

そうこうしているうちに時間はどんどん経過するもの。婚活に苦戦し続け、諦めようとしたころようやく“理想の王子様”的存在が現れるのですが……。