仕事やビジネスにおいて計画性はとても大切です。計画性のある人が、日々の仕事や雑務をテキパキとこなしていくのに対し、計画性がない人もいるのも事実。そんな計画性がある人とない人との違いとは?計画性をうまく自己PRする方法も例文とともにお教えします。
自分はどっち?計画性がある人とない人の違い
計画性とは、やるべきことの見通しを立て、その通りに物事を進め、達成することを意味します。計画性がある人とない人の割合は、おそらく半々ずつだと思います。
如実に計画性のあるなしがわかるのが、学校の夏休みでした。計画性のある生徒は、「期限までに宿題を終わらせる!」と明確に目標設定し、本当にその通りに終わらせることができます。
ところが、計画性がない人は、予定は立てたものの、その通りに進まなかった、もしくは計画すら立てていないことすらあります。
難にせよ、計画性はあるに越したことはありません。次項から計画性がある人とない人の特徴と、仕事で使える計画性の自己PR方法について触れていきます。
長所も短所も!計画性がある人の特徴1
【効率的で合理的】
計画を立てることは、未来の起こり得る出来事を推測して、行動していくことを意味します。計画を立てるのは、ある意味未来を予測することなのです。
未来に起こることがあらかじめわかっているので、他人が見ると「予期せぬこと」であったとしても、計画性のある人にとっては「想定内の出来事」になります。
様々な出来事がちゃんとイメージできているので、寄り道をすることが少なく、とても効率的かつ合理的に物事を進めることができます。
トラブルもすべて想定内の出来事なので、すぐに対応することができます。また、計画が視覚化されているので、他人から見ても迷いがなく、安心して目標に向かって進めます。
プライベートでも仕事でも、まわりに迷惑をかけることなく、冷静なブレーン的存在として重宝されやすいでしょう。
長所も短所も!計画性がある人の特徴2
【計画を立て、予定通りこなすのを好む】
計画性がある人とは、計画を立てるだけでなく、その計画を予定通りこなすことを好みます。加えて、長期的な視点で計画を立てることができます。
誰しも「早く結果を手にしたい!」とはやる気持ちがあるものですが、計画性のある人は「急がば回れ」の意味をよく知っています。じっくり時間をかけて、目標達成を成し遂げるのです。
別の意味では慎重派と言えるので、どんなプロジェクトであろうと、まずは計画を立てることを厭いません。そうまで綿密に計画が立てられるのですから、よほど運が悪くなければ、予想外のトラブルが起こることもそうそうありません。
それがまわりの人からすると、「大きなミスをすることのない、信頼のおける人」という風に映ります。軍の参謀タイプと考えれば、納得がいきますね。
長所も短所も!計画性がある人の特徴3
【すべてにおいて要領がいい】
計画を立てるには、物事を要領よく、順序だててこなしていけないといけません。計画性のある人は、基本的に頭がよく、先々のことまで細かく考えることができます。
衝動買いや、インスピレーションで大量に買ってしまうなんてこととは無縁で、普段から節約や貯金が得意なタイプと言えます。
そのため、少々心配症な部分はあるにしろ、ギャンブルに手を染めたり、あり得ないほどのローンを組んでしまったりなんてことは、まずありません。
将来を見据えて住宅や車のローンを組むにしても、ちゃんと返済計画を立てることができるし、普段の生活でのやりくりもそつなくこなします。
まわりには要領よく見えますが、これも計画があってのことなのです。