TBS日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の18日放送分は第6話。晴見フィルのホームであるあおぞらホールの閉館がいきなり1カ月繰り上げになり、急遽、さよならコンサートが行われることになりました。
演奏曲はビゼーの有名なオペラ「カルメン」です。振り返りましょう。
■それは序章に過ぎなかった
マエストロ(西島秀俊)の気を引こうと躍起なフルート・ルリさん(新木優子)は、さよならコンサートで「ハバネラ」を歌うことに。前回、練習室でマエストロに迫っているところをみんなに見られてひと悶着起こした女性だけに、自他ともに認めるイメージぴったりの曲のようです。
「Si je t’aime,Prends garde à toi!(もし私があなたを愛したら、気を付けて!)」
そんな歌詞。
今回も、コンサートを控えたホールの客席でひとりごちるマエストロの前に現れ、「私のこと避けてますよね……傷つきました……」などと言い出しましたので、またメロドラマをやるのかな、それは前回見たよぅと思っていたら、そのへんは序章でしかありませんでした。