もう頑張れないと思ったときどんな風に向き合えばいい?
では次に、心がつかれた、もう頑張れないと思ったときに、どんな風にその物事と向き合っていけばいいのか、精神論の話をさせていただきます。
すでに紹介した具体的な行動を移すには抵抗がある、なかなか人生で大切な仕事をすぐにやめたりできないというような人が多いのはもちろん当然です。
今の仕事をしながらも、自分の気持ちの持ち方を変えるだけでも疲れた心が緩和されることも多くあります。
ここからは、もう頑張れないと感じた時に、どのような気持ちで仕事にのぞめばいいのか、その心理について紹介していきます。
すぐにこういう風に考えることは無理だとしても、意識的にマイナス思考になってしまったときに思い出すなどしてみてください。
マイナスに考え出して、負の連鎖が止まらなくなってしまうことを防止することもできますから、非常に効果的です。
心で考えることは誰にもばれないし迷惑をかけませんから、ぜひ思い切って実践してみてくださいね。
もう頑張れないときの心の持ち方①仕事でミスしても死なない
もう頑張れないときの心の持ち方として、「仕事でミスしてどんなに叱られても、命までは取られない」ということが挙げられます。
仕事でミスして叱られたり、周りの人に迷惑をかけてしまったら落ち込みますよね。
でも、落ち込んでも次の成功につながるわけでもありませんし、失敗が帳消しになるわけでもありません。
落ち込んだ状態で仕事をしていると集中力が低下し、余計に失敗が増える可能性も。
もう頑張れない…とまで思ったときには、「まあ、命を取られるわけでもないし」といい意味で開き直って次に行きましょう。
大切なのは、失敗からいかに成長するかどうかです。
くよくよせずに、同じ失敗を繰り返さないように気持ちを切り替えるほうがより効果的なのです。
もう頑張れないときの心の持ち方②人生は仕事のためじゃない
私たちは大学や専門学校など、最後の学校を卒業したらほとんどの人が当然のようにそのまま新卒で就職し、仕事人生を迎え何十年も働き続けるわけですが、決して働くために生きているわけではありません。
日々忙しく時間を過ごしていると、ここの部分がぼやけてしまい、会社のために生きているような錯覚に陥ってしまいます。
でも、間違ってはいけません。
私たちは、自分で好きなものを食べて、自分の好きな服を買ったり趣味を楽しんだりするためのお金を手に入れるために働いているのです。
働くために生きているのではなく、生きるために働いている、そう考えると今の会社で働き、自分の心を削るのがちょっと馬鹿らしく感じて来るはずです。
もう頑張れないときの心の持ち方③辞めてもほかに仕事はある
もう頑張れないとまで悩んだ時には、前述のとおり転職を考えるのも一つの方法です。
ただし、家庭もっていたり、地方の会社などで就職先が限られているなど、転職が現実的ではない場合もありますよね。
そんな時は、心だけでも、「こんな会社辞めてもいつでもほかに仕事につけるわ」と思うようにしてみましょう。
「クビになったらどうしよう」「会社で好成績を残して出世しなければ…」そんな焦りが余計にうまくいかないようにしてしまい、心を疲れさせてしまう原因にもなります。
逆に「別にここで働くことにこだわってないし」くらいの気持ちで向き合うことで、のびのびと仕事をすることができ、心にゆとりをもてるのでいい方向に向かいますよ。