コナンで犯行がバレたとき豹変した犯人
名探偵コナンには、犯行がバレた途端にそれまでとは打って変わって態度が豹変する犯人も見受けられます。そこで、ここからは犯行が明るみになった途端、急に態度を変えて別の表情を見せた犯人についてまとめます。
豹変した犯人①雨宮真樹
第824話「少年探偵団の雨宿り」に登場した雨宮真樹は、夫を殺した罪を強盗に被せようとします。しかし、雨宿りに来たコナンに見破られてしまい、それまで穏やかだった表情を一変させてコナンに襲いかかるのです。人の良さそうな女性が豹変する姿は恐ろしく、印象的なシーンです。
豹変した犯人②福原昌子
アニメ第875話「不思議な予知仏像」に登場する福原昌子は、犯行がバレる瞬間まで静かな人物として目を引きませんでした。しかし、自分の犯行と知れると態度を一変させ、「あんな奴いなくなってせいせいしたわ」そう言い放ち、大声で笑い続けます。
夫からのモラルハラスメントで疲れていたのか、張り詰めていた精神の糸が切れた瞬間に豹変を見せたシーンが印象的な人物です。
豹変した犯人③鳥羽初穂
アニメ第716~717話「能面屋敷に鬼が踊る」に登場する鳥羽初穂は、前編ではほとんどセリフがなく目を引きませんでした。しかし、後編で犯行が明るみになった瞬間、コナンに対し「参った参った、坊や降参だよ。」と開き直ったような台詞を吐きます。
そして、目暮警部に再度犯行について確認された際には「はいはーい、私が犯人です」と楽しんでいるような様子すら見せ、挙げ句の果てにはピースまでする始末でした。前編ではセリフが少なかった人物であるだけに、開き直る犯人の様子は視聴者に衝撃を与えたことでしょう。
豹変した犯人④風戸京介
一瞬誰か分からなくなるほどの豹変ぶりを見せた風戸京介は、劇場版「瞳の中の暗殺者」に登場する犯人です。表では良い主治医のようなフリをして毛利蘭に携わりますが、裏ではその殺害を企んでいたのです。
さらに、蘭を含めた周りの人間も射殺しようと銃を向けるシーンもあり、普段はハエも殺さぬような見た目をしている彼の変貌ぶりには驚かされます。職業を利用して他人に害をなそうとする恐ろしさも相まって、豹変ぶりが印象に残るキャラクターです。
豹変した犯人⑤沢木公平
劇場版「14番目の標的」に登場する犯人、沢木公平はワインのソムリエとして働く男性ですが、普段の温厚な性格からは考えられもしないほどの豹変ぶりを見せます。
木を隠すなら森へ、と言わんばかりに殺人を重ねる彼の凶悪な本性が露わになるシーンは、恐ろしくもありました。内面に秘めた本性があっても、自在に表面を取り繕うことのできる人間の恐ろしさを教えてくれるキャラクターでもあります。