難しい名前の料理名【イタリアン編】

難しい名前の料理39選!和食・イタリアン・フレンチ・中華に分けて紹介
(画像=『Lovely』より引用)

続いてご紹介するのがイタリアンです。大事なデートや大切な記念日などにはちょっと背伸びをしてイタリアンを楽しむなんてことがあることと思います。しかし、いざイタリアンレストランなどに訪れると、よくわからないカタカナがメニュー表に並んでいますよね。

味どころかその料理のビジュアルすらも想像できないような料理名が多くあることと思います。そんなイタリアン料理の中で、名前の難しい料理をいくつかご紹介していきます。

アクアパッツァ

アクアパッツァとは水やトマト、白ワインなどといったもので魚を煮込んだスープ料理のことであり、ブイヨンなどのだし汁を使用しないことが特徴的な料理です。

料理名の「アクア」が「水」を意味し、「パッツァ」は「奇妙な・狂った・暴れる」といった意味を持ちます。これは料理の際に油に水を入れると暴れるように水が跳ねることが由来となっています。

アッチューガ

「アッチューガ」とは「アンチョビ」のフランス語であり、アンチョビとはカタクチイワシの内臓を取り除いたものを食塩や香辛料、オリーブオイルなどにつけた食材を指しています。渦巻状の形やフィレ状のもの、缶詰でオイル漬けのものなどが販売されています。

アマトリチャーナ

「アマトリチャーナ」とはパスタソースの一種であり、玉ねぎ、パンチェッタ、チーズを使用したパスタソースとなっています。ベースがトマトとなっており、お肉の旨みが混ざりあい、トマトの酸味とのバランスが絶妙なソースとなっています。

アンティパスト

「アンティパスト」には「食事の前」といった意味があり、コースなどでは初めに出される料理とされています。

伝統的なレシピとしては肉、オリーブ、トウガラシ、キノコ、アンチョビ、アーティチョークの芯、様々なチーズの塩漬け、肉や野菜の酢漬けやオイル漬けが使用されています。

オルトラーナ

「オルトラーナ」のはイタリア語で「菜園風」といった意味があります。旬の野菜などをのせて焼いたピザなどの名称として用いられることがあります。様々な食感の野菜がまろやかなコクを作り出しているピザとして人気となっています。

カチャトーラ

「カチャトーラ」はイタリア語で「猟師風の」といった意味を持つ料理です。主な食材としてはトマト、タマネギ、ハーブ、ピーマン、蒸し煮した鶏肉やウサギ肉などを使用し、そこにワインが加えられることで作られるイタリア料理となっています。

カルトッチョ

イタリア料理において紙に包みオーブンで焼き上げるといった料理法を用いた料理となっています。紙で包んでいるので、オーブンないで直火に触れることがなく、食材の水分で蒸し焼きにされることからふっくらとした仕上がりとなる人気のメニューとなっています。

シチリアーナ

地中海の島であるシチリア島の料理であることからその名前がつけられたメニューです。イタリア料理の王道であるトマトソースがベースとなったシンプルな味わいを楽しむことができる料理であり、シチリアーナピザやシチリアーナパスタなどが存在しています。

プッタネスカ

「プッタネスカ」という名前の由来には諸説存在していますが、一説には「娼婦風の」という意味を持っていることから「娼婦が客をもてなすため」「娼婦は昼食時にも忙しく、海のものも畑のものもごった混ぜにしていた」などというところから来たとされています。

アンチョビやオリーブ、ケッパー、唐辛子などを使ったトマトソースの一種であり、パスタなどに多く使われることがあります。

フリットミスト

イタリア版の魚介類を使った天ぷらです。日本においてフライ系の料理と混同しがちな料理ですが、フライ系の料理と違い、衣にメレンゲを加えることが特徴的な料理となっています。メレンゲを加えることで中は外はサクサク、中はふわふわな食感を実現しています。

ブルスケッタ

イタリア料理としておつまみや前菜として人気な料理が「ブルスケッタ」です。イタリア中部における郷土料理が発祥となり、その名前はローマ地方の方言で「炭火で炙る」といった意味を持っています。

オーブンで炊いたパンの上ににんにくを刷り込ませ、オリーブや塩、胡椒、トマトソースなどで味付けをしたものが一般的なレシピとされています。