◆松本サイドのコメント「『や』の位置が日本語として紛らわしい」

離婚するなら早めに弁護士に相談
――松本人志の代理人として田代弁護士が出したコメント【記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく】の「や」が紛らわしいと、阿曽山さんはX(旧Twitter)で指摘していましたがどういうことでしょうか?。

<紛(まぎ)らわしく誤解を招く文章だなぁという印象です。

まず、一文が長い。【今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。】ですから。

もうちょっと短い文章に分けてくれれば読みやすく伝わりやすいのに、使う句点の数が限られているのかと言いたくなる一文です。

特に【記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく】の部分は、どちらの意図で書いたのかなと。

「記載されているような性的行為」と「それら」の強要は無かったと言いたいのか、「記載されているような性的行為」は無かったし「それらを強要」も無かったと言いたいのか。「それらを強要した」ことを否定してるのは間違いないのですが、ちょっと紛らわしい>

――主張として、“性的行為自体がなかった”とも、“性的行為はあったが強要の事実がなかった”とも読めてしまいますね。

<そもそも「それら」が具体的に何を指しているのかよく分からないのも紛らわしさに拍車を掛けている気がします。このコメントが公表された時も、SNSではこの文章の理解が分かれていたので日本語として紛らわしい一文なんだと思います。

原稿やメールを書く時も、誤解を招かないように文章は長くせず、具体的に書くよう心掛けたいです>