◆著名人の裁判はヤメ検が多い?!

裁判所
写真はイメージです(以下同じ)
――「ホリエモン」こと堀江貴文氏が自身のYouTubeで「もっと敏腕の弁護士を紹介しますんで。松本さん、もし見てたら言ってください」と発言していましたし、東京地裁で敗訴したら高裁から別の弁護士に取り替えられそうで、非常なプレッシャーでしょうね。

<因(ちな)みに、田代政弘弁護士は、以前検察官だった人物でいわゆるヤメ検と呼ばれる弁護士です。

刑事民事関係なく、著名人の裁判は何故かヤメ検が弁護人や代理人に選ばれている印象が強いですね。何か理由があるのでしょうか。

実際に有名人の裁判を担当したヤメ検を数えて検証して欲しいものです>

――田代弁護士は、東京地検特捜部だった際、小沢一郎議員が強制起訴された「陸山会事件」で、元秘書の取り調べを担当したものの、捜査報告書に聴取内容の捏造(ねつぞう)が発覚し、不起訴にはなりましたが、懲戒処分を受けて辞職した過去を持っています。

その際に、小沢議員の代理人をつとめ、法廷で田代氏の捜査報告書のウソを暴いたのが、文春サイドの弁護士である喜田村洋一氏でした。因縁の対決になりそうですね。