◆自分のことばかりじゃなくて、誰かの幸せを願って生きたい

林遣都
本作のメッセージを「シンプルに言ってしまうと、“人を傷つけていいわけなんかない”ってことだと思うんです」という林さんは、現実の社会と照らし合わせ、未来へと目を向ける。

「未だに悲しいニュースが絶えない中で、生きるのは大変でしんどいことばかりですし、笹のように、やむを得ず人を傷つけたり、人を落としいれてしまうことも、誰しも可能性はあると思うんです。

それでも一人一人が心がけを少し変えて、自分のことばかりじゃなくて、誰かの幸せを願って生きていれば、そんなに悪いことは起きないんじゃないかなって。自分はそれを普段から心がけているのですが、この作品でも、そんな思いを込めて演じていました」