さて、メディアのお粗末さが次々に露呈してきている。

 1月17日、読売テレビ社長の大橋善光の新春会見が開かれたという。スポニチは1月17日付でその内容をこう報じた。松本人志活動休止について、

「週刊文春と松本の主張にある程度の決着があった場合、今後の出演に関する判断についても質問が飛んだが『それに関しては番組の性質にもよる。視聴者の方が望んでいないものをする必要はないと思うが、例えば松本さんと女性側がそれぞれ番組に出てもらえるならば、こちらとしてもぜひ放送したい』と私見を述べた」というのである。

 50年前ならこういう発言をするトップがいたかもしれないが、バカ野郎である。

 人権意識のなさはもちろんだが、こうしたことをやれば視聴率が取れるという思惑が薄汚い。こんな人間ばかりとは思いたくないが、テレビは落ちるところまで落ちたというしかない。

 そんなところへ、今度は皆様のNHKの恥ずかしい話である。

 能登半島地震を取材しているから、自衛隊の援助や数々の優遇をせよと総務省に談じ込んだと、FLASHが報じているのだ。