さて、これで3週連続になるが、文春の松本人志追及が今週も第1位の栄冠に輝いた。

 文春が最初に報じたとき、編集部もこれほど大きな騒ぎになるとは予想していなかったのではないか。

 きっと松本は無視するか、自分の番組で「ごめん」くらいで済ますのではないか。ところが予想に反して、松本は過敏に反応し、テレビから姿を消して裁判で闘うそうだ。

 しかし、文春を読む限りだが、松本とその手下たちが女性たちを集め、ホテルの部屋で性加害といわれても致し方ない行為をしていたことはどうやら間違いないようなのだ。

「当初松本さんは事態を甘く見ていました。『事実無根』『法的措置』のスタンスを貫けば、記事が止まると高をくくっていた。『ワイドナショー』出演も、番組サイドに打診すらせず、一方的に『出ま~す』と発表。プロデューサーも松本のXを読んで驚愕していました。活動休止を発表した翌日、(吉本興業の)藤原寛副社長がフジを訪れ、説明に回っていましたが、後の祭り。松本さんのプライベートの不祥事が原因で会社に損害が生じた場合、本来、事務所は松本さんに賠償を求めなくてはいけない。今後、松本さんが名誉棄損で提訴する場合、会社の顧問弁護士は利益相反になるため、担当できず、個人で弁護士を雇うことになります」(吉本興業関係者)

 彼女たちを連れてきたのは、『パンクブーブー』の黒瀬純の後輩芸人たちで、松本は一日に何回でもこなすことが珍しくなかったそうである。