日刊スポーツ(1月11日6時0分)によれば、

「たむらは飲み会については事実としつつ、性行為を目的としたものではないと主張。女性に好きな男性のタイプなどを聞いたことは認めた。記事中にあった女性を松本らと2人きりになるよう仕向ける『たむけんタイム』については『言わないです。人生で言ったことがない』と否定。『そんな事実は本当になくて、そもそも松本さんに対しても失礼。絶対にそんなことはしないです』と語った。

被害を訴えた女性へ向けては『不快な思いをしたから、こういった話をしたんだと思う』とし、『そこに関しては謝りたい。すみませんでした』と謝罪。『何がだめだったのか、もう1度よく考えて反省すべきところは反省して次に向かいたい』と思いを語った」

 これらを総合すると、松本に会わせるための女性集めや、ホテルでの飲み会については事実であったことは間違いない。

 争点があるとすれば、女性たちが松本とのSEXを「容認」していたのか、「性加害」だと受け止めていたのかというところだろう。

 松本が告訴するとすれば、性行為の事実があったかどうかを争うことはできないから、名誉毀損で訴えるのだろう。そうなれば、文春側は女性たちを法廷に証人として呼び、いかに松本から性的加害を受けたかという話をさせるのではないか。

 それが何度も文春を始めとした週刊誌やワイドショーで報じられることになる。

 松本は、そうしたことに耐えられるだろうか。

 また、名誉棄損裁判で松本が勝訴したとしても、テレビに復帰できるとは思えない。例え、これまでのようにテレビに出ても、茶の間の視聴者は、彼の言葉に素直に笑ってはくれないだろう。

 明石家さんまはこの問題について、「松本の件は松本が決めたこと。子供のためが大きいような気がする」(スポーツ報知1月13日 22時43分)と話している。

 松本の本心は、裁判のための活動休止ではなく、これを潮に、テレビの世界、お笑いの世界からの「引退」ではないか。そう私は思っている。(文中敬称略)

【巻末付録】
 まずは現代から。
「福来る 春を呼ぶ女神たち」。巻頭の深田恭子がいい。「グラビア写真館 谷崎潤一郎『痴人の愛』川道さら」

 お次はポスト。
 袋とじ「仁藤さや香/茂みのほうへ」。もう一つの袋とじ「最後だからぜんぶ見せちゃう! 三上悠亜」
「発光する白肌 七沢みあ」

 現代はいつまでヘアヌードを我慢できるのか。ポストが現代を部数で抜くか? 生き残りを賭けた戦いには違いない。