■ロマンチックを期待していたんですが

 前クール、本格クライムサスペンスをやろうとして大いに失敗していた月9でしたが、今回はイントロダクションを読む限り、シンプルにロマンチックなラブストーリーっぽかったので、そういうのを期待していました。

 案内人云々はとりあえず置いといて、この作品が恋愛とか心とかをどういうふうに扱っていたかという話から。

 出会いから、かなり気持ち悪いんです。

 雨ちゃんは暗い性格の女の子で、友達も一人もいません。ある雨の日、傘を持っていない雨ちゃんが昇降口でたたずんでいると、太陽くんが現れて、「相合傘で帰ろう」と誘います。

 こういう女子が知らん男先輩に急にそんなことを言われたらドン引きするところですが、次のシーンではすんなり1本の傘におさまる2人。このへんからすでに気持ち悪い。そんな簡単に付いてくわけねーだろ、コミュ障ナメんな、と思ってしまう。