フジテレビ月9は『君が心をくれたから』。永野芽郁と山田裕貴という、令和の今をときめく2人を主演に迎えて「“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー」だそうです。

 舞台は長崎。高校のときに、付き合ってないけど仲のいい友達だった雨ちゃん(永野)と太陽くん(山田)には、それぞれ夢がありました。高校卒業後、雨ちゃんは東京に行ってパティシエに。太陽くんは実家の花火工場で父親に弟子入りします。

 そんな2人には、高校時代にかわした約束がありました。

「10年後の大みそか、太陽くんの作った花火を2人で見よう」

 10年たって、その約束を果たすために雨ちゃんは長崎に帰って来たのでした。雨ちゃんはパティシエとしてまるで通用せず、クビになっています。太陽くんも色覚障害があって赤色が判別できないという理由で、花火職人をあきらめています。そんな2人が再会し、互いに支え合いながら挫折を乗り越えて愛を育んでいく……と思ったら、太陽くんが車にはねられて瀕死の状態に。

 するとそこに黒ずくめの「案内人」日下(斎藤工)が現れ、雨ちゃんに「おまえの心を奪う。引き換えに太陽くんの命を助けてあげよう」と言い出し、雨ちゃんはそれを受け入れる。これから3カ月かけて、雨ちゃんは案内人に五感を奪われていくことになる。そんなお話。さてさて、どうなることやら。