RIZIN初の海外大会がアゼルバイジャンで現地時間4日に開催され、メインイベントのフェザー級タイトルマッチで鈴木千裕が同国出身の王者ヴガール・ケラモフを破り、新チャンピオンとなった。試合後に「ヤンキーが格闘技の質を下げている」と発言し、今後の格闘技界について「真面目にやっている人が報われる業界にしたい」などと抱負を語ったことで反響を呼んでいる。

 ケラモフは7月にRIZINフェザー級王座決定戦で朝倉未来と対戦し、朝倉にほぼ何もさせないまま1ラウンド2分41秒で文句なしの一本勝ち。対する鈴木は破竹の勢いで連勝中だったが、ケラモフが朝倉戦で圧倒的なフィジカルの強さを見せた上に「祖国での防衛戦」となったため、戦前はケラモフ優勢の声が大きかった。