スフォッリャテッラ:「ひだを何枚も重ねた」を意味するイタリアの焼き菓子
イタリア、ナポリ地方の名物の焼き菓子で、「ひだを何枚も重ねた」という意味の名前のお菓子です。アマルフィ地方の「リマの聖ローサ修道院」が発祥だと言われており、誕生は17世紀だという説があります。
貝殻をかたどった何層にもなったパイ状の生地の中に、カスタードクリームやアーモンドクリームを入れて焼き上げます。「ババ」と並んでナポリの二大絶品ドルチェと言われています。
パンドーロ:「黄金のパン」が由来のイタリアのお菓子
玉子による黄金色で、バニラの香りのするパンのようなお菓子です。イタリアのヴェローナの手土産として知られ、クリスマスに親しまれています。
元となったものの発祥は古代ローマだと言われており、現代につながるレシピのものは13世紀にイタリアの貴族に出されていた「pane de oro(黄金のパン)」なのだとか。レシピの工程が多く、作るのが大変だと言われています。
いのこもち / げんちょもち:猪の子供の形の和菓子
亥の子に際して作られるおもちです。色や模様を猪の子に似せて付けたものや、猪の姿の焼印を押したものなど様々で、地方によっては単に紅白の餅であることもあります。形や色のほか、材料も決まっていません。
別名「厳重(げんじゅう)」とも呼ばれ、亥の子(旧暦10月(亥の月)の亥の日)の亥の刻(午後10時ごろ)に食べられます。
きみしぐれ:時雨に見立てた和菓子
蒸した時に表面にできる亀裂が、時雨る時の空の様子に似ていることから名付けられたお菓子です。餡に卵黄を混ぜるため、「黄身しぐれ」と言います。
通常はこし餡を入れますが、中身は他の場合もあり、生地の割れ目から緑の餡が覗き、芽吹く草木を思わせる春らしい様子から、春には抹茶が人気のようです。
トゥロン:焼くを意味する南ヨーロッパのヌガー菓子
南ヨーロッパのヌガー菓子で、「トゥロン」はスペイン語、イタリア語では「トローネ」と呼ばれています。スペインやイタリアで伝統的なクリスマスの菓子として食べられているお菓子です。
ラテン語の「焼く」という意味の「torrere」が名前の由来。ハチミツと砂糖、卵白、焙煎したナッツ類でできたものが一般的ですが、作られる地域によって様々なバリエーションがあります。
おもいっきりかわいい名前を選ぼう♡
フランスのお菓子を含め、様々な可愛い名前のお菓子をご紹介しました。知らないお菓子はありましたか?そのお菓子のルーツや名前の由来などにも興味が湧いたのではないでしょうか?ぜひ、思いっきり可愛い名前を選んでくださいね♡
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