著作権を侵害したらどうなる？

著作権の侵害は、民事訴訟と刑事訴訟の両方を起こされる可能性のある非常に大きな問題です。

民事訴訟の場合は、著作権者から「損害賠償」「上映・放送の差し止め」「著作権侵害により不当に得た利益の返還」などを請求されます。示談交渉が決裂すると裁判所による判断を待たなければなりません。

著作者に告訴されると刑事訴訟となり、10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、または懲役刑と罰金刑の両方を科されます。

違法アップロードされたと認識した上で著作物をダウンロードした場合の刑は、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方です。個人での使用が目的であっても、刑事罰の対象になることを覚えておきましょう。

著作物の取り扱いは十分に注意しましょう

著作権で保護されるものは多岐にわたります。もし、著作権を侵害しているとして著作者から訴訟を起こされれば、民事措置と刑事罰の両方に処される可能性もあるでしょう。軽い気持ちでとった行動が、誰かの権利を侵害し訴訟に発展することもありえます。著作物を取り扱う際は十分注意するよう心がけましょう。

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