マタニティパジャマ代用方法1.夫のパジャマ
今まで来ていたパジャマが余程ダボダボでない限り、出産直前の大きなお腹になると着れなくなります。そこで思いつくのは、夫のパジャマ。
前開きでズボンが履ければ、自宅での洗い替え用としては使えると思いますが、最近は細身な男性も多いので、臨月~産後すぐに履けるかどうかがポイントです。
但し、普段用の大きめサイズとなると、袖の長さもズボンの丈もそれなりに大きくなります。また、不格好なだけではなく、赤ちゃんを抱きながら作業するときに、危なくなる可能性もあります。袖や裾をまくるだけなら動いている内に落ちてくるので、仮縫いしたりスナップを付ける必要があり、それなりの手間が必要です。
マタニティパジャマ代用方法2.パジャマ以外のマタニティ服
マタニティパジャマの代わりに、授乳用のTシャツやカットソーでの代用方法もあります。西松屋など安いベビー用品店に行くと、1,000円くらいからと安い授乳用のTシャツやカットソーを購入することができます。かわいいデザインも選びやすく、ルームウエア感覚で1日中着ていることも可能です。
ただ、ルームウエアだとしても日中の活動している時間向けに作られているため、パジャマとして過ごすには丈が短いものが多く、身体を冷やしてしまう可能性があります。夏は心配いりませんが、冬の寒い時期には注意が必要です。
産後用パジャマの特徴1.産後に便利な授乳口付き
出来ることなら、マタニティパジャマを購入するに越したことはありません。マタニティパジャマを購入せず代用しようと考えている人も、もう一度かわいいだけではないマタニティパジャマのメリットを確認してみましょう。
何と言っても産後用パジャマの特徴は、授乳のしやすさです。安いマタニティパジャマだと付いていないこともあるので注意が必要ですが、縦開き・横開きなど形状は様々ではあるものの、周りの人からはおっぱいが見えにくく、赤ちゃんも飲みやすいという利点があります。
普段の前開きパジャマでも代用できますが、ボタンの間隔が広いと授乳中に肌を露出する部分も広くなりますし、体温も逃げていくので寒くなりやすいので注意しましょう。
産後用パジャマの特徴2.ポケットが大きい
西松屋など安いお店のアイテムだと付いていないことも有りますが、マタニティパジャマのポケットは、一般的な服よりも大きめに作られていることが多いです。
普段ならポーチに入れて持ち歩くような、携帯やリップの他に、悪露用の大きめな生理用ナプキンや小銭入れ等をポケットに入れて移動することが多くなります。検診の時なら診察券とか、授乳室へ行く時ならガーゼや、ニップルシールド(授乳の時に乳首を保護する器具)など入れるのにも役立ちます。
入院中は特に、このポケットが必要です。
参考までに、少し余談になりますがニップルシールドについて、少し説明をしておきます。
ニップルシールドは、乳頭保護器とか授乳補助器と呼んだりもしますが、授乳の時に乳頭に付けてから赤ちゃんに加えさせることで、乳頭の肌荒れを防いだり、小さくて吸いにくい乳頭を大きくし赤ちゃんが吸いやすいようにする道具です。
通常は、げんこつ大のケースに入れて持ち歩きます。衛生面でそのまま持ち歩けず少々大きいのが難点ですが、かなり重宝します。病院でも購入できますし、西松屋などのベビー用品店でも購入できます。