『フィリップ、きみを愛してる!』

(2010年日本公開、監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア)

交通事故で命を失いかけたIQ169のスティーブンは、自分らしく生きるためになんと詐欺師として暮らし始めます。そして、保険金詐欺で投獄された刑務所で出会ったフィリップに一目惚れ。しかし、彼を幸せにしたい一心で詐欺を繰り返したせいで再び投獄され、ふたりは離ればなれになってしまう。

どうしてもフィリップに「愛してる!」と伝えたい天才詐欺師スティーブンがひらめいた一世一代の大勝負とは?

かなりぶっ飛んだ設定のようですが、なんと本作は実話をもとにした“あり得ないけど、本当の話”。たった一言「愛してる!」と伝えたいために詐欺と脱獄を繰り返すスティーブンの姿に、愛というもののすごさを感じさせられます。

スティーブン役で主演するのは、ジム・キャリー。フィリップ役を演じるのは、ユアン・マクレガーと、二大俳優の初共演でも注目を集めた『フィリップ、きみを愛してる!』。ふたりのイチャイチャぶりは、観ていて幸せな気持ちにさせられます。

どんなカップルだろうと、愛の力は偉大なもので、愛し合うふたりはなんだかチャーミングに見える、そんなことを感じさせてくれる作品です。

想像力の源泉となる物語たち

他者の多様なあり方を理解するには、いろいろな想像力が必要ですよね。物語は、他者の立場になって想像するきっかけを与えてくれます。どんなことに悩み、喜びを感じているのか?物語を通してそういったことを知るうちに、やがて「みんな全く変わらない人間なんだ」という実感にむすびついていくことでしょう。

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