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今回は「稚児」「雨晒し」「椀飯振舞」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
1問目はこの漢字から!「稚児」
「稚児」の読み方をご存じでしょうか?
「ちご」とも読みますが、今回はもう一つの読み方を正解とします。
「稚児」はふたつの読み方があり、どちらを使って読むかで意味が異なりますよ。
さて、あなたにはもう一つの読み方がわかりますか?
「稚児」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 赤ん坊のことをいいます
- 「〇ぁ〇」のように小さな「ぁ」を入れて発音する場合も
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「稚児」の読み方!正解は!?
正解は「ややこ」です!
「稚児(ややこ)」とは小さな赤ん坊のこと。
冒頭でお話したように「稚児(ちご)」と読むこともできますが、どちらで読むかによって意味が異なってきます。
「ちご」とは社寺などのお祭りの際に着飾って参加する6歳くらいまでの幼児のことです。
一般には「ちご」と読む場合がほとんどなので、「ややこ」という読み方がわかった方はかなり漢字に詳しいといえるでしょう。
また、「やぁこ」という呼び方は主に関西地方の古い言葉で、同じく赤ん坊のことです。
2問目はこの漢字!「雨晒し」
「雨晒し」の読み方をご存じでしょうか?
「晒」という字は「さい」と読むことができますが「あめさいし」と読むのは間違いです。
近頃はネットで「晒」という漢字をよく見かけるので、すぐに読めた方が多い…?
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「雨晒し」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇し」の5文字
- 雨に濡れたままにしておくこと
- ネットでよく見かけるのは「~を晒す」という使い方です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「雨晒し」の読み方!正解は!?
正解は「あまざらし」です!
「雨晒し(あまざらし)」とは、覆いを掛けたり屋内へ入れたりすることなく、雨にさらされたままにして置くことです。
「雨爆し」と書いても同じく「あまざらし」と読めますが「雨晒し」の方が一般的でしょう。
同じような言葉に「日晒し」があり、日光に当てたままにしておくことを言います。
「晒す(さらす)」という言葉には「外気などに当てたままにする」と「誰の目にもつくむき出しの状態にする」のふたつの意味があり、ネットでよく使われる「顔を晒す」「名前を晒す」などは後者になります。