◆撮影現場でのお互いの印象
――普段とは違う現場だったと思うんですが、お互いの印象はいかがでしたか?
與那城:碧海は2回目だったので、緊張せずに品川さんともコミュニケーション取りながらやっていたんですけど、僕たち2人は初めてで。
大平:めっちゃ緊張していました。
與那城:なんか碧海いいなと思っていましたね。しかも「ドロップ」で共演した人が何人かいて、もう顔見知りだし。僕たちも早くあんな風にならないとな、って話をしていました。
あと、僕はカメラマンさんと照明さんとめっちゃ仲良くなって、撮り方とか、カメラ倍率とか、照明の当て方とかがわかるようになりました(笑)
大平:確かにずっと専門用語言ってたよね(笑)
でも本当にみんな役者の顔になっていて、面白かったですね。奨くんのケンカシーンとか、いつものJO1では見られない顔があったし、碧海もアクションが凄すぎるし。
あと碧海の場合、アクションを言われてすぐできる対応能力がすごいなと思いました。
――やっぱりJO1としてステージ立つときと、役者としてとは違いましたか。
金城:撮影しているときは、そう思わなかったんですけど、仕上がった作品を見たときに、全然JO1じゃないなとは思いました。撮影のときは近い存在だったんで、わりと奨くんだな、祥生だな、という感じだったんですけど、作品で見たときは、変わった感じがしました。
與那城:やっぱり初めてですし、それこそ情報が漫画しかなかったので、僕なりのヤンキーとは、ということを考えましたね。「クローズ」が大好きだったので、それを観返したりして。いろんな俳優さんがヤンキー役をやられているじゃないですか。そういうのを見て参考にしました。ただ撮影が終わると素に戻るっていう。
大平:本当にそうだね、撮影が終わったら戻るよね。
――お互いで新しい発見はありましたか?
與那城:現場には一緒に行くんですけど、撮影のタイミングは本当にバラバラで。他の俳優さんの演技を見ていましたね。
金城:勉強を兼ねて。