日テレドラマ、作品は高評価も視聴率は低迷

 このように、ワースト10以内には、テレビ朝日系「日曜10時」枠の全3作がすべてランクイン。同枠は、大物脚本家によるオリジナル作品を重点的に編成していく方針だというが、シリアスな設定の路線変更を検討したほうがいいのかもしれない。

 一方、初回ランキングトップ10には1作も入っていなかった日本テレビ系のドラマが、ワースト10だと2作ランクイン。『ブラッシュアップライフ』も『だが、情熱はある』も作品自体の評価は高く、動画配信サービス「Tver」では大健闘していたが、今年、同局の連ドラは、2ケタ視聴率をマークした作品がゼロとなっている。現在放送中の作品が今からでも盛り上がるといいが、果たして……。