ポイント3.身体を温めるためのポイントは?

生理中、基本は、お腹や腰など自分の痛いところを温めます。特に、おへその下から4~5cmのところにある「丹田(たんでん)」という部位を温めると、腸から体全体を温めることができると言われているので、その部分を意識して温めるようにしましょう。

最近は外出時にもお洋服に響かない、インナースパッツや腹巻などがありますので、日ごろから着用する習慣をつけると良いでしょう。また、足首からふくらはぎも温めると効果的な場所です。ご自宅ではもちろん、オフィスにもレッグウォーマーを持参して着用するようにしましょう。

バランスの良い食事を摂取しよう

生理中だからといって食べていけないものはありませんが、できるだけ多種の食材をバランスよく摂ることが大切。管理栄養士 柿崎朋子さんによると、熱を生み出す、血行を促進する、代謝を上げる食材を選ぶのが良いのだそう。

■根菜たっぷりの煮物や味噌汁に“しょうが”をプラス
ビタミン、ミネラルが豊富で、血行促進、代謝をアップしてくれる「根菜類」。根菜の煮物や味噌汁に「しょうが」を加えると更に効果が高まります。
■お肉を選ぶときは、“赤身肉”がおススメ!
筋肉を作って熱を生み出してくれる「赤身肉」。同時に、血液の元となる鉄分も補給できます。
■ブロッコリーやパプリカ、かぼちゃを使った、温野菜のサラダやスープを
ブロッコリーやパプリカ、かぼちゃに豊富に含まれるビタミンCは、血液のもととなる鉄分の吸収を助けます。血液が増えて全身に行き渡り、体が温まります。
■お菓子の代わりにナッツ類を
ナッツ類に多く含まれるビタミンEは、血液の流れを良くするので体が温まります。
■ごはんは胚芽米や玄米を選びましょう
胚芽米や玄米に多く含まれるビタミンB1には、糖代謝を促進して体を動かすエネルギーを産生してくれます。

これからどんどん寒くなっていく季節で、何もしていなくてもすぐに身体を冷やしてしまいます。生理中は念入りに身体を温める対策を行った方が良いでしょう。

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