12月が旬の美味しい食材12選【野菜】
ここからは、12月が旬の野菜からチェックしていきましょう!
12月に旬を迎える野菜は、根菜類や栄養価が高い葉物野菜がたくさんあります。根菜類は体を温める効果があり、食べ応えがあるため、日々の食事のメインメニューに使える食材も多くあります。
葉物野菜は豊富なビタミンも含んでいます。気温が低く乾燥しやすい12月に、肌の調子を整えて美肌を作る効果が期待できるでしょう。もちろん、風邪予防にもつながります。
どの野菜も旬の時期は甘みが強くなるなど、味が美味しくなります。旬の野菜をバランスよく食べて、12月を堪能しましょう。
①かぼちゃ
日本のかぼちゃは甘みが強く、子供でも食べやすい人気の野菜です。和食から洋食、さらにスイーツまで幅広い用途で使えるため、旬の12月はぜひ常備野菜として自宅に買い置きしておきたいですね。
かぼちゃにはβカロテンや各種ビタミン、カルシムなどが豊富に含まれています。免疫力を高める非常に栄養価が高い野菜で、美肌を保つ働きなどもあります。
冬至にはかぼちゃの煮つけを食べるご家庭も多いのではないでしょうか。またクリームスープにして食べるのもおすすめです!
②カリフラワー
カリフラワーはブロッコリーによく似た形をしていて、モコモコとした形が可愛い野菜ですね。カリフラワーとは日本語にすると「キャベツの花」という意味になり、淡色野菜に含まれます。
カリフラワーにはビタミンCがたっぷり含まれていて、がん予防や高血圧予防など素晴らしい効果がたくさんあります。
かぼちゃと同様に美肌の効果も期待できますので、女性は特に旬の12月はたくさん食べたい野菜ですね。茹でてサラダに入れたり、他の野菜と一緒に煮込んでスープにすると美味しく食べられます。
⓷くわい
お正月のおせちの材料などによく使われる「くわい」は12月に旬を迎えます。芽が飛び出ていることから、「めでたい」野菜として出世するなどの意味を込めておせちで食べられるようになりました。
くわいにはカリウムやビタミンEなどが含まれています。さらに人間の体に欠かせない栄養素の1つである葉酸なども豊富です。
高血圧の予防、さらに腎機能の働きを助ける効果があると言われていて、妊婦さんや年配の方にも非常におすすめの野菜と言われています。
④サトイモ
サトイモは独特のねばりを持つ芋類です。甘さはありますがカロリーはジャガイモなどと比較すると控えめで、特にカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは余分な塩分を体の外に排出する効果がありますので、塩分が多い食事をすることが多い現代人には欠かせない栄養成分です。
サトイモは、まるごと蒸すと皮が剥きやすくなります。ダシと醤油などで煮るサトイモの煮つけなどは、日本の各家庭でお袋の味として昔から親しまれています。
⑤ゴボウ
ゴボウはなんといっても食物繊維の多さがよく話題になりますね。食物繊維は便秘改善効果や血糖値を適正に保つ効果があると言われていて、男性にも女性も積極的に摂取したい栄養成分です。
さらにごぼうはカリウムやマグネシウムも豊富です。むくみや肌荒れを防止し、がんや動脈硬化の予防にも良いと言われ、滋養強壮で体を丈夫にする効果もあります。
たたきごぼうなどのメニューは簡単に作れてお酒にもとてもよく合います。
⑥コマツナ(小松菜)
緑黄色野菜のコマツナ(小松菜)は鮮やかなグリーン色で、食卓に彩りを加えてくれます。
また、コマツナ(小松菜)はカルシウムやミネラルが豊富で、骨や歯に良い栄養が多く含まれています。またビタミンCがお肌を美しく整えてくれる効果も期待できるでしょう。
アクが少ない野菜なので手早く茹でてサラダやおひたしにして食べると美味しいですね。厚揚げなどと一緒にごま油で炒めた中華風メニューも食欲をそそる一品になります。
⑦さつまいも
甘みが強くて子供にも大人気のサツマイモは世界中で食べられているメジャーな野菜です。日本ではたくさんのブランドが栽培されていて、冬は焼きいもなどで食べるのも人気です。
サツマイモにはビタミンCやカルシウムが豊富に含まれています。糖質が高い野菜でカロリーも多いですが、食べ過ぎなければ肌や胃腸の調子を整えてくれる嬉しい効果がたくさんあります。
スイートポテトなどのお菓子作りにもよく使われますね。
⑧白菜
白菜は冬の鍋には欠かせない美味しい野菜です。葉物野菜でカロリーも低く、たくさん食べても太りにくいためダイエットにも適している食材として人気があります。
白菜にはビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどがたっぷり含まれています。お漬物などで食べるのも美味しいですが、火を加えると甘みが増します。
鍋以外にも豚肉と一緒に煮込んだり、お味噌汁の具に入れて食べると栄養を余すところなく摂取することができます。
⑨レンコン
レンコンもおせちに欠かせない食材の1つです。12月に旬を迎えるレンコンは年末年始に採れたての新鮮なものがたくさん店先に並び始めます。
レンコンはビタミンCとカリウムがとてもたくさん含まれています。食物繊維も豊富で、日本ではごぼうや鶏肉などと一緒に煮物にして食べる家庭が多いですね。
水にさらしてあく抜きをして、オリーブオイルで炒めて塩コショウをすれば肉料理などによく合う副菜にもなります。
⑩ブロッコリー
ブロッコリーはビタミンCや葉酸を含む高栄養な野菜として有名です。特にビタミンCの含有量は野菜の中でも群を抜いて高く、なんとレモンよりもはるかに多いと言われています。
ブロッコリーは茹でてサラダにしたり、ガーリックなどと一緒に炒めものにしても美味しいですね。またシチューやコンソメスープに入れて煮込んでも美味しいです。
カロリーや糖質が低くてヘルシーなのもうれしいポイントですね。
⑪ダイコン
日本では年間を通して食べられているダイコンですが、旬を迎えるのは12月です。
ダイコンは葉の部分も栄養がたくさんつまっています。ビタミンAやビタミンCが豊富で、脂肪を分解するリパーゼなども含んでいることからダイエット効果も期待できると言われて注目を集めています。
ダイコンは煮物したり鍋に入れたりどんな料理にしても美味しく食べられます。軽く水にさらしてサラダにすればシャキシャキの歯ごたえが最高ですね。
大根おろしにして焼き魚と一緒に食べるのも人気です。
⑫ほうれん草
ほうれん草は緑黄色野菜の中でも栄養満点の野菜として有名です。ほうれん草はβカロテンやビタミン、マグネシウム、カルシウム、ミネラルなど人の体に欠かせない栄養素がとてもたくさん含まれています。
アニメのポパイのイメージから食べると筋肉モリモリになれる印象がありますが、どちらかと言えば美肌やダイエット効果が高い野菜になります。
かつおぶしをかけてお浸しにしたり、炒め物やスープにしたり、使い勝手の良さも抜群ですね。