◆人とつながりながら、自分に合うセルフケアを探してほしい

橋さん
――なぜ、毎月違うテーマでセルフケアプロダクトを提案しているのですか?

橋:女性の悩みはさまざまで、PMSの症状だけでも200種類以上あるといわれています。私自身、いろんなセルフケアを試しては「自分に合わない」と感じて止めることを繰り返してきました。

 心身の“ゆらぎ”に対するアプローチ方法は、食や美容に限らず、運動や休息、身体を温めることなど、切り口がたくさんあります。相談できる仲間がいる環境でプロダクトを試すことを長く続けていただくためにサービスを作っています。

――試供品ではなく通常の容量の商品が試せるのが嬉しいですね。

橋:本当に自分に合うのかは1回使っただけでは分からないので、しっかりと試していただける量でお届けするようにしていますね。

――コミュニティはどんな使い方ができるのですか?

橋:私自身、自分一人で悩んでいると苦しかったんです。学生時代は特に、友達に悩んでいることを打ち明けることができなくて、「皆は大丈夫そうなのに、私だけ毎月こんなに波が大きいのはどうしてなんだろう」と思い詰めていました。海外留学した時は環境の変化でゆらぎが大きくなって一層つらかったです。

 そんな経験から、悩みを抱えている方達が情報交換できるコミュニティを提供したいと思いました。「同じように悩んでいる人っているんだな」と思えたり、「私はこれをやってみたらよかったよ」と情報交換をする中で、気づきが得られるかもしれません。