ビートたけし原作小説を二宮和也・波留主演で映画化した『アナログ』が大ヒットを記録するなか、その余勢を駆るかのごとく、11月23日から“世界のキタノ”こと北野武監督の新作『首』が全国公開されるが、作品を出品した第36回東京国際映画祭にたけし本人が登場せず、関係者の間で不興を買っているという。
「『アナログ』のほうは大ヒット中ですが、たけし本人は、『首』の公開にこぎつけるまでのこの6年間でブレーンが次々に離れたこともあって、もはや“過去の人”的な存在になっていますからね。それなのに、製作のKADOKAWAが『首』の宣伝のため、せっかく東京国際映画祭に出品したにもかかわらず、監督兼主演のたけしが出てきませんでした。たけしが宣伝しなければ 前作『アウトレイジ 最終章』のような大ヒットは期待できないでしょう」(映画関係者)
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