10.【京都】宝泉院
京都駅から北に約1時間、のどかな山里の大原には、天台宗が栄えた大原の中心的道場である勝林院があります。宝泉院はその中の僧が住居とする僧坊として、平安時代末期に建立されました。大原では穴場の観光名所です。
宝泉院には、盤桓園、鶴亀庭園、宝楽園の3つの庭園があります。その中でも一番の見所は盤桓園(ばんかんえん)。客殿から柱を額縁に見立てて眺めるため、額縁庭園とも呼ばれていて、1月であれば雪をまとった美しい姿が眺められます。
また拝観料には、お抹茶と和菓子が含まれているので、雪景色を眺めながらカップルでゆっくりお茶をいただくという贅沢なひとときが過ごせます。
11.【神奈川】吾妻山公園
標高約136mの頂上にある展望台や芝生広場からは、相模湾はもちろん、富士山や丹沢までを望む360度の大パノラマが楽しめます。園内には全長102mのローラー滑り台をはじめとする遊具があるほか、四季折々の花が鑑賞できる穴場スポットとしても人気。なかでも菜の花の絶景スポットとして知られ、1月〜2月には一面に広がる黄色い菜の花畑と富士山のコラボレーションが圧巻ですよ。
12.【静岡】熱海梅園
明治19年(1886年)に開園。毎年1月上旬から3月上旬にかけて「熱海梅園梅まつり」が開催され、園内に植えられている梅が次々と咲き誇ります。樹齢100年を越える梅の古木を含め60品種・469本、早咲きから遅咲きまで植えられているため、さまざまな梅の花を長い期間楽しむことができます。期間中は甘酒の無料配布や足湯も利用できますよ。
13.【沖縄】名護
沖縄の桜のシーズンは1月から2月にかけて。本州の桜といえばソメイヨシノが一般的ですが、沖縄では濃いピンク色の花びらが特徴的な緋寒桜(ひかんざくら)がメジャーな品種です。名護城跡一帯に整備された名護中央公園には、23,000本の緋寒桜の木が植えられています。
毎年1月の最終土・日曜には「日本の春はここからはじまる」をキャッチフレーズとした「名護さくら祭り」を開催。名護中央公園を中心に、さくら公園や名護漁港、名護十字路大通りなどでステージイベントや路上ライブなどの催しが行われていて、1月の旅行先にもぴったりですよ。