4.難波BEARSオムニバス「日本解放」(CD販売)

1987年に開業し2020年時点で33年も営業が続く大阪の老舗ライブハウス難波BEARSへのドネーションを行うことができるコンピレーション・アルバムが『日本解放』です。

ロックバンド・GEZANとして活躍し同会場にも所縁があるマヒトゥ・ザ・ピーポーが発起人となり総勢16組のミュージシャンが参加。販売元はGEZANが運営するレーベル「十三月」で価格は通常プランが2,750円(税込)と一般的なアルバムの値段と同じ金額に設定されています。

一方、値段が高く設定されたドネーションプランもありこちらはステッカー付きで5,500円(税込)です。リスナー側が支援できる金額に応じてプランを選ぶことができます。ただしあくまでも支援できるのは難波BEARSだけです。

これに限らずクラウドファンディングのような形で支援を募ると、人気のあるライブハウスと人気のないライブハウスで格差が生まれてしまう点はデメリットとして考慮しておかなければならないでしょう。

支援プロジェクトから音楽ビジネスのあり方を考える

音響や照明、設営、ブッキングマネージャー、またはバーカウンターのスタッフなど数多くの人が関わることでライブハウス文化は保たれています。

それらを踏まえると支援プロジェクトはあくまでも一時的なもののため、それだけでは生活していけない人が出てきてしまうのもやむを得ません。しかし一時的な支援プロジェクトから今後の新しい音楽ビジネスのあり方が生まれる可能性はあります。

さまざまなビジネスモデルを模索することでアフターコロナのライブハウス文化が収益をあげることができるようになるかもしれませんね。

提供・UpU

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