前髪にはたくさんの種類がありますが、人気のある斜め前髪というのはご存知でしょうか。この斜め前髪は自分でつくる作り方や切り方があるのです。今回は斜め前髪の作り方や切り方、簡単にできるセット方法を解説させていただきます。イメチェンしたい人もチェックしてください。

斜め前髪は自分でできる作り方がある?

あなたの前髪はどんな前髪になっていますか?ショートヘアの人や、ボブの人、ミディアムやロングの人など、ヘアスタイルによっても似合う前髪はかわってきますよね。またあなたの顔の形によっても、似合う前髪は違うかもしれません。

どんな顔の形の人やヘアスタイルの人にも似合うと言われている前髪が、斜め前髪だと言われています。今回はそんな斜め前髪の作り方や切り方について紹介させていただきます。

自分の好きなヘアスタイルにしても、なんとなく前髪がきまらないと残念なヘアスタイルになってしまうという人も多いのではないでしょうか。

前髪は顔の印象も左右する、大切なヘアスタイルのポイントにもなりますよね。そんな前髪の種類はとても多くて、ヘアサロンに行って「どんな前髪にしますか?」と聞かれて悩んでしまうという人もいるでしょう。

もしも自分で前髪が切れるようになったら、ヘアサロンで切ってもらった前髪が気に入らなかったときにも自分でセルフカットをして調整できますよね。

今回はセルフカットができる前髪のヘアスタイルとして、斜め前髪を紹介します。斜め前髪の種類や斜め前髪の作り方を解説させていただきます。また前髪をピンやコテを使ってできる、簡単なセットの仕方も紹介させていただきます。

前髪がセルフカットできる、前髪マスターを目指してみてくださいね。

斜め前髪の作り方◎長さのバリーエーション

先ほども書いた通り、斜め前髪とひとことで言っても、その切り方の種類やバリエーションはたくさんあります。斜め前髪は、切り方の種類によって与えるイメージも変わってくるようです。ここではたくさんのバリエーションの中から、主な斜め前髪の種類を簡単に紹介させていただきます。ヘアスタイルを決めるときの参考にしてください。

オン眉斜め前髪

短めの前髪が人気ですよね。そんな短めの斜め前髪の切り方になるのが、オン眉斜め前髪になります。オン眉の前髪だと可愛くて幼い印象になってしまいますが、斜め前髪にセットすることで、可愛くなりすぎず、大人っぽさを残したヘアスタイルにすることが簡単にできてしまいますよ。

眉下斜め前髪

ベースにもなる斜め前髪になるのが、眉下斜め前髪です。セルフカットをする切り方の場合も、まずはこの斜め前髪からチャレンジしていくといいようです。

長さの一番長い部分が眉の下にくる切り方でセットされた前髪のヘアスタイルになります。オン眉斜め前髪よりも、大人っぽい印象になります。またちょっと柔らかいイメージにセットされるというのもポイントです。

かきあげ斜め前髪

斜め前髪のなかでは、一番長めの前髪の切り方になるのが、かきあげ斜め前髪です。かきあげ斜め前髪は、一番長い部分が目の下にくるようにセットした切り方でつくられた斜め前髪のヘアスタイルです。

かきあげるタイプの斜め前髪の切り方なので、大人っぽい雰囲気やクールなイメージ、またどことなくセクシーなイメージにもなります。長めのショートスタイルやボブの女性にも人気のヘアスタイルです。

斜め前髪の作り方◎斜め前髪から受ける印象は大人っぽい

あなたは斜め前髪の人にはどんなイメージを持っているでしょうか。男女でも斜め前髪に対するイメージは違うかもしれませんね。ここで少し、斜め前髪に対してのイメージをまとめてみましょう。あなたのなりたいイメージに近い前髪なのかどうかを確認してみてくださいね。

斜め前髪の人から受ける印象で、一番大きな印象になるのが大人っぽい印象ではないでしょうか。前髪をそのまま下ろしている、長さが同じヘアスタイルの前髪の人とくらべると、クールで大人っぽい印象を受けるものです。

ぱっつんに近い、直線的な前髪にしている人ほどキュートで可愛らしいというイメージになっていきますよね。

斜め前髪の作り方◎斜め前髪から受ける印象は柔らかい

斜め前髪の人から受ける印象には、柔らかいというイメージを持つ人もいるようです。これは大人っぽいクールなイメージという印象と、正反対のイメージであるようにも感じますよね。

対極のようなイメージがでるのも、斜め前髪の長さの切り方にバリエーションがたくさんあるからでしょう。オン眉斜め前髪と、眉下斜め前髪では、見る人に与えるイメージが変わってきます。

また前髪を長くする切り方で、ふわっとさせると、優しい柔らかいイメージが出しやすくなります。ヘアカラーと合わせることで、さらにあなたのイメージに近い前髪にセットすることもできるでしょう。

ヘアスタイルとあわせて、あなたのイメージに近い斜め前髪を探してみてください。

斜め前髪の作り方◎斜め前髪から受ける印象は軽やか

斜め前髪の切り方や作り方については、これから解説をさせていただきますが、斜め前髪の作り方のポイントになるのが、抜け感と動き、前髪の長さになります。ヘアスタイルによっては、重さのある斜め前髪のヘアスタイルが似合うという場合もあります。

多くの斜め前髪の作り方では、前髪に隙間をつくったり、丸みをつくったり、前髪を流すようにセットをするというのがポイントです。

そのため斜め前髪をヘアスタイルに取り入れると、全体の印象は軽やかになるという傾向があるのです。あなたはどんなイメージを持つ前髪のヘアスタイルにしたいでしょうか。

斜め前髪の作り方◎ベースのカットの切り方

どんな斜め前髪にしてみたいかを決めたところで、斜め前髪の切り方や作り方について紹介させていただきます。

これから紹介するのは、ベースの切り方になります。長さなどは自分で調整ができるように、練習するときは長めの前髪にセットをして、切り方の練習をするのがおすすめです。

斜め前髪にセットする切り方で用意をするものは、前髪カット用のハサミと、前髪をとかすクシ、ヘアスタイルが長い人はヘアゴム、前髪を抑えられるようなヘアピンやペアクリップがあるといいでしょう。そして鏡を用意しておきます。

切り方はとても簡単ですが、セルフカットの切り方の練習の間は全てのものを準備しておくと、何かのときに探しに行かなくてもいいので便利ですよ。

斜め前髪の作り方◎ベースのカット①前髪を整える

前髪のセルフカットの切り方の前に、前髪のカットがしやすいように、前髪をブローするところから始めましょう。ブローをして、もともとのクセや寝ぐせを整えます。そして髪の毛のどの部分を前髪にするのか切り方を決めてください。

ヘアサロンで前髪をカットしてもらう場合には、髪の毛が濡れている状態でカットをする切り方のところもあります。しかしセルフカットの切り方をする場合は、前髪はしっかりと乾かしてからカットする切り方にしましょう。

髪の毛は濡れた状態のときは、乾いた状態のときよりも長くなっています。濡れた状態での切り方にしてしまうと、ちょうどよい長さにカットしたつもりが、乾かしてみたら思ったよりも短くなってしまう、という切り方の失敗例がたくさんあります。

前髪の切りすぎを防ぐためにも、前髪をセルフカットする切り方のときには、前髪が乾いた状態での切り方を選択しましょう。長いものを短くすることはできますが、短いものを長くすることはできません。切り方に注意をしてくださいね。

斜め前髪の作り方◎ベースのカット②逆側からカット

前髪を乾かしたら、いよいよセルフカットをしていきますが、このときに一度クシで前髪を整えます。斜め前髪にするときには、右か左のどちらかが短くその反対側に向かって長くなっていくという切り方になります。セルフカットをする前に、左右のどちらを長くするのかを決めましょう。

今回は、「右が長く左を短くする斜め前髪にするという前提」でお話を進めていきます。右が長く左を短くする斜め前髪にするときには、右から左に向かって髪の毛を流すと、毛先がキレイにまとまります。

まずはクシで一度、左から右にむかって流しておきます。そして、短い方から長い方に向かってカットをしていきます。今回の場合は、左から右に向かってハサミを入れるようにします。

最初は長さがわからないと思うので、自分がぴったりだと思うより長めの前髪で揃えていきましょう。斜めにする角度など、自分の思い通りになるように、丁寧な切り方を心掛けてくださいね。

斜め前髪の作り方◎ベースのカット③微調整をする

少し長めにセルフカットの切り方をした、斜め前髪をみて、やっぱり少し長いと感じたら、微調整をしていきます。このときハサミを横に向けてカットをしていくという切り方がスタンダードなセルフカットの切り方です。

しかし本当にわずかな長さだけの微調整の切り方の場合は、ハサミを縦にいれて短くしていくというセルフカットの切り方も簡単でおすすめです。

指で前髪をつまんでカットしてしまう切り方だと、つまんだ髪の毛の左右との長さを確認しながらセルフカットをすることができません。指で長さがわからなくならないように、微調整のときにはクシでとかしながらハサミのみで微調整を行う切り方にします。

しつこいようですが、短く切りすぎてしまうと前髪はもとに戻すことができません。失敗しないように慎重にセルフカットを進めていきましょう。