7位:神奈川県立歴史博物館
1995年3月に開館された「神奈川県立歴史博物館」は、神奈川の文化と歴史を総合的に扱う唯一の博物館です。博物館の建物は、旧横浜正金銀行の本店として1904年に建てられたネオ・バロック様式の旧館部分と新たに増築された部分からなっています。旧館部分の外観は、1969年に国の重要文化財に指定されました。
常設展示は「さがみの古代に生きた人びと」「都市鎌倉と中世びと」「近世の街道と庶民文化」「横浜開港と近代化」「現代の神奈川と伝統文化」の5つのテーマがあり、神奈川の歴史を様々な視点から学ぶことができます。その他、特別展やコレクション展、各種講座なども定期的に開かれています。
8位:帆船日本丸・横浜みなと博物館
日本丸メモリアルパークにある「横浜港」をテーマにした博物館。横浜港の開港からの歴史や、これまで果たしてきた役割などを展示を通して紹介しています。
また博物館の目の前に係留されている「帆船日本丸」は、かつて練習船として使用されていた、総トン数2,278トン、全長97メートル、幅13メートル、水面から最も高いマストまでの高さは46メートルという巨大な船。国の重要文化財にも指定されています。
甲板にはマストや多くのロープ類が張り巡らせてあり、また船内では、大海原を航海していた頃の訓練の様子や、日本丸が辿ってきた歴史を紹介する展示が行われています。
9位:横浜市電保存館
かつて横浜の町を「ちんちん電車」と呼ばれる市電が走っていたのをご存知ですか?明治37年から昭和47年の約70年もの間、市民の足となり活躍してきた横浜市電。そんなレトロな電車を間近で見て、触って、体験できる施設が「横浜市電保存館」です。
運転手気分を味わえる「車両展示コーナー」、過去と現在の横浜の町を電車が走る精巧な作りの「鉄道ジオラマ」、横浜の交通の歴史を学ぶ「歴史展示コーナー」などを楽しめるほか、つい手に取りたくなるオリジナルグッズを購入することもできます。ノスタルジックさに溢れた館内に足を運んで、タイムトリップ気分を味わってみてはいかがでしょうか。