カナダ
治安が比較的よく、広大な面積を誇るカナダは、都市によって違った魅力が楽しめます。ただし日本の治安に比べると犯罪発生率は約5倍の水準のため油断はできません。
カナダで話される英語は、英語圏の中でも特になまりが少なく聞き取りやすいので初めての留学先としても高い人気を誇っています。「きれいな英語発音を習得したい」という人は、カナダを選ぶとよいでしょう。
またカナダは移民の多い国のため「受け入れられやすい」というメリットもあります。
ニュージーランド
ニュージーランドと言えば「大自然」や「羊」のイメージがある人も多いのではないでしょうか。都市によっては自然と都市生活を同時に味わえます。
そのため「自然が好きだけど都市の利便性も譲れない」という人は、理想的な留学生活が送れるでしょう。またニュージーランドではオーストラリア同様に学生ビザでの就労が可能です。学校に通いながら生活費をアルバイトで稼げるため、物価が高くても安心です。
ニュージーランドは治安が良いというイメージを持っている人が多いようですが、強盗事件発生率は日本の約40倍、また性犯罪率が断然に高い傾向にあることから夜間などは特に注意が必要です。
豊かな自然とゆったりとした環境に惹かれ、ニュージーランドには世界中から留学生が集まります。多様な人々の中で送る留学生活は実り多いものになることでしょう。
マルタ
マルタはイタリアのシチリア島の南に浮かぶ島国です。1964年にイギリス領から独立した国家で、英語とマルタ語が公用語として使われています。
地中海に浮かぶマルタ島は観光地としても有名です。城壁に囲まれた世界遺産の首都・ヴァレッタ、聖ヨハネ聖堂、騎士団長の宮殿、マルタ島を一望できるバスチオン広場など、見どころがたくさんあります。
マルタで話される英語は、イギリス英語ベースのマルタなまりです。そのため「アメリカやカナダなどのスタンダードな英語」を学びたい人にとっては、少しなまりが気になってしまう可能性があります。
マルタ留学を検討するのなら、事前にマルタ英語で問題ないか確認しておきましょう。またマルタは治安が良く、犯罪が少ないことも魅力です。
フィリピン
東南アジアに位置するフィリピンですが、英語が公用語として使われていることもあり最近では英語を学びたい人の留学先として高い人気を誇っています。
特にセブ島は世界屈指のリゾート地でもあり「週末はビーチでゆっくりしたい」という人に最適です。フィリピン留学の一番の魅力はやはり欧米諸国と比べて留学費用が抑えられることでしょう。
フィリピンの治安は決して良いとは言えません。例えば警察が許可および登録した銃器以外にも不法な銃器がかなり出回っているため、犯罪に巻き込まれないよう服装や持ち物は注意が必要です。
また「フィリピン特有の英語なまりが気になる」という人もいるため、フィリピンへの渡航を決める前にネットなどで実際にフィリピン英語を聞いてみるとよいでしょう。
自分にあった留学先を見つけよう
英語が学べる国と言っても国ごとの特徴や送れる留学生活はさまざまです。留学先選びに迷ったときは、自分の中で優先順位の高いニーズと各国の特徴を照らし合わせてみましょう。あこがれの留学生活を実現できるように、まずは「この国で英語が学びたい!」と思える国を見つけてみませんか?
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