社会人と比べて時間に余裕のある大学生時代こそ、時間を有意義に使いたいものです。「長期休暇や学校の制度を利用して海外留学で自己研さんしたい」と考える人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、新型コロナウイルス収束後は留学したい!と考えている大学生のために、留学先として人気の7ヵ国を比較しながら紹介します。

留学する国の選び方

留学にチャレンジしてみたい気持ちはあっても「どこの国を渡航先にするか」は悩みどころです。英語留学の場合はなおさらでしょう。留学先選びに迷ったときは「自分のニーズ」を各国の特徴と照らし合わせながら考えていくことが大切です。

「過ごしやすい気候」「日本人が少ない」「週末は海に行きたい」といった自分が絶対に譲れない条件を一度書き出してみましょう。その条件が多くそろった国を選ぶことで、より満足のいく留学生活を送れる可能性が高くなります。

それぞれの国の特徴を調べる前に、「留学先で自分は何をしたいのか」を見つめ直してみると、留学先が選びやすくなりますよ!

大学生に人気の留学先7ヵ国

「自分が何をしたいのか見つめ直す」といっても実際に選ぶ目安が欲しいですよね。そこで大学生の留学先として人気の7ヵ国を紹介します。あこがれの留学生活を送るのにぴったりの国を見つけてみましょう!

  • アメリカ
  • オーストラリア
  • イギリス
  • カナダ
  • ニュージーランド
  • マルタ
  • フィリピン

アメリカ

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世界中から留学先として人気のあるアメリカは、さまざまな人種の人と出会い自分を高められる場所です。

国土が広大なので、アメリカと一口に言っても「東海岸にするのか」「西海岸にするのか」でまったく異なる留学生活を送ることができます。そのためアメリカに留学する場合は「どの地域に留学するか」を決めることが重要です。

例えば東海岸であればボストンやニューヨーク、マイアミ、西海岸であればサンフランシスコやロサンゼルス、サンディエゴなどがあります。治安に関してはどの地域でも日本とは異なり「銃社会」なので、十分に気をつけて対策を講じておきましょう。一般的に治安が悪いと言われる州や都市は避けるのが無難です。

オーストラリア

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1年を通して温暖で過ごしやすいオーストラリアの都市部は、シドニーやメルボルンなど留学先として大人気の都市がそろっています。ワーキングホリデービザはもちろん、学生ビザでもオーストラリアなら現地の人と混ざって働くことが可能です。

治安がよいイメージが強いかもしれませんが、日本に比べると犯罪は多いため慎重な行動が求められます。

広大な土地に自然と都市が共存しているオーストラリア。「自然と都市、どちらも楽しみたい!」という人にはぴったりの留学先でしょう。ただ「オーストラリア特有の英語のなまりがある」「物価が高い」という点には注意が必要です。

イギリス

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英語の発祥地であるイギリスは、古きよき伝統や歴史を感じられると人気の高い留学先です。ロンドンの観光名所「ロンドンブリッジ」見たさにイギリスへの渡航を決める人も少なくないでしょう。そんなイギリス留学の最大の特徴は、日本の学校で習うアメリカ英語とは発音が異なる「ブリティッシュイングリッシュ」が学べることです。

アメリカ英語をそのまま話すと正されることもあるくらいです。「本場のイギリス英語が好きで学んでみたい!」という人の留学先は、イギリス一択かもしれませんね。また日本ほどではないものの治安は比較的良好です。