4.ファイナンシャル・プランナー

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ファイナンシャルプランとは人生の夢や目標をかなえるために立てる総合的な資金計画のことです。ファイナンシャル・プランナー(FP)は、専門家としてプランを立てるサポートをします。プランニングのために必要となる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度などの知識が求められる資格です。

金融業界や不動産業界では業務上でFPの知識が役に立つため、これらの業界への就職、転職を希望している人は、この資格を取得することで即戦力として採用される可能性が高まります。また、今後の社会人生活を送るうえで欠かせないお金の知識が得られるため、勉強して損はない資格と言えるでしょう。

資格には、国家資格の「FP技能士」(1~3級)と、この2級に相当する民間資格「AFP」、1級に相当する同「CFP」があります。FP技能士は一度取得したら更新の必要がありません。

5.社会保険労務士

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社会保険労務士は、社会保険や年金、労働関係の法律書類などの作成代行等を行い、また企業を経営していくにあたっての労務管理や社会保険に関する相談、指導等を行う専門家です。

社会保険労務士には、行政機関に提出する特定の書類作成、手続き代行など有資格者しかできない独占業務があります。企業にとって欠かせない存在である一方で、有資格者は全企業数の1%程度と多くなく、在学中に取得するなら狙い目の資格と言えるでしょう。

社会保険労務士は法律系の国家資格なので、人事や総務などの職種で特に重宝されます。また、資格を取得していれば転職の際にも有利に働き、独立開業することも可能です。年金や健康保険など、私たちの将来に欠かせない知識を専門的に学ぶので、私生活でも役立つ機会は多いはずです。

試験は、年に1回、通常は8月に実施され、申し込みは、毎年4月中旬から5月末までの間です。労働や社会保険に関する法令について択一式で7科目70問、選択式で8科目8問が出題されます。

資格を生かせる人間力も磨こう

今回紹介した資格はいずれも就活の間口を広めスキルアップの助けとなるものですが、それをどのように役立てるかは取得者次第です。たとえTOEICが800点台であっても、根本となるコミュニケーション力を持ち合わせていなければ生かすことはできませんよね。

資格取得に注力しながらも、学生のうちから、そして就職後も人間力を磨くことに力を入れていきましょう!

提供・UpU

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