もちろんこれは自分を応援してくれる人、つまり「ファン」がいる前提の話だ。なので「俺ファンいないし」「ファンがいないから意味ない」と思う人もいるかもしれないが、それはファンを作ろうとしていないからいないだけで、必死にファンを作る作業を怠っているだけなのだ。一生懸命活動をして、一生懸命自分の魅力を発信していけば必ずファンは出来る。
「私なんて……」と自虐する暇があったら、今すぐ自分の魅力を見つけるのだ。もちろん自分で見つけるのは大変なので、近しい人間に「私の魅力ってなんだろ?」と聞いてみるのがベストだ。そして自分の魅力の統計がとれたらそれをどう発信するか考える。そして試行錯誤しながら発信し続ければ必ずファンは獲得できるのだ。すぐに結果を求めないことも大切だ。
「ファン」という言葉を使うとエンタメ業界以外の人は関係ないと思うかもしれないが、自分を応援してくれる人に業界は関係ない。一生懸命自分が出来ること、つまり魅力を発信し、同じ職場で応援してくれる人を増やせば、仕事というのは間違いなくやりやすくなるのだ。なので、まずは自分の魅力を気長に探してみよう。話はそれからである。
それにしてもチケットが7枚しか売れていないなんて、どうなってるんだ今の東京お笑い界は。